妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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名画で読み解く「ギリシア神話」

 絵に食い尽くかエピソードを楽しむか … どっちも楽しく広がります♪

名画で読み解く「ギリシア神話」
吉田 敦彦
4418132244


ギリシア神話を題材に描かれた名画を読み解きながら
神話のエピソードを辿っていく ギリシア神話と西洋絵画入門書のような1冊。
テーマごとに章に分けて語られていく中に
ありました 第3章 『 美少年と神々 』
ギリシア神話とくれば 美しい少年青年にデレる神 のエピソードは外せませんわね。
その3章で紹介されているのは

神ゼウスが 「 美少年ガニュメデスが欲しいんだもん! 」 ということで
ガニュメデスを掻っ攫って傍に置いちゃうエピソード。
『 ガニュメデスの誘拐 』
このガニュメデスは水瓶座になった人。そのエピソードは

--------

トロイアの王子ガニュメデスは少女と見紛う可憐な美貌の少年でした。
( 金色に輝いて見えたそうだよ )
オリュンポスから下界を見下ろしていた神ゼウスは
トロイの山で羊の世話をしているガニュメデスを見初め、
「 こんな綺麗な男の子は見たことないぞ 」 と忽ちのうちに虜となってしまい、
「 あんな子に注がせた酒は美味いだろうなぁ 自分の傍に置いて給仕をさせようっと v 」
と即決。
鷲に化身し、ガニュメデスを掻っ攫ってしまいます(化身については諸説あり)
突然 巨大な鷲に抱きかかえられ空高く連れ去られちゃったガニュメデスは
オリュンポス山に着いても泣きじゃくってます ( そりゃ怖かろうよ )
そんなガニュメデスに 化身を解いた神ゼウスは
「 怖がらせてごめんね。でもお前がこれからずーっとここに居て
  私の給仕をしてくれるならお前に永遠の命を授け、
  その若さと美貌も永遠のものとしてあげるよ 」
と、優しい声で囁くのでした( ここぞとばかりに髪やら背中やらを撫で擦っていたんだろうよ )
一方地上では
大事な息子が突然どこかに攫われてしまったので
トロイア王であるガニュメデスの父は大慌て。
しかし神ゼウスも抜かりはありません。
ちゃんと 息子ヘルメスを伝令として出向かせ こう言わせます。
「 ガニュメデスがあんまり美しいから神々の世界に連れてったから。
  これからあの子はあちらで暮らします。歳も取らず死ぬこともないようにしたから
  幸せに暮らさせるから 心配いらないよ 」
伝言伝えるだけ伝えてトットと帰っちゃうヘルメス。
トロイア王はただ茫然と空を見上げるしかないのでした …
こうして天界の人となったガニュメデスですが
そもそもゼウスの給仕(酌婦)はゼウスの妻ヘラの娘へべの役目でした。
「 名誉ある役目を娘から奪った奴 」 とヘラに睨まれてしまったガニュメデス。
( ゼウスの溺愛っぷりへの嫉妬がメイン )
ヘラの怒りっぷりが尋常でなくなってきたのに恐れをなした神ゼウスは
ガニュメデスを守るため ( ヘラが怖いし ) 彼を夜空に移すことにしたのでした。
斯くして、神の給仕を務めるガニュメデスの姿が夜空に浮かび上がり
それが水瓶座となったのだそうな。

--------

ゼウスのエピソード エロくて横暴編 ですね。
本でこの話を題材に描かれた名画として紹介されているのは
コレッジョの 『 ガニュメデスの掠奪 』
このシーンは沢山の画家が描いていますが
ガニュメデスの年齢が結構バラバラなんですよね。コレッジョのは かなり赤ちゃん寄り。
赤ちゃん系ムチムチ体型のガニュメデスを鷲が抱き上げ攫う瞬間を描いています。
可愛いかわいい美童系。
ちなみに
レンブラントはかなりの赤ちゃんで描いてます。全然 美童じゃな …
ゼウスは将来性に賭けたのか? と思っちゃうような感じ (笑)
コレッジョ版もレンブラント版も 羊の世話は無理そうな幼さですね。
絵面のキュートさに重きを置いたのでしょうか。
でもレンブラントのはキュートじゃな … ( もういいって )
ルーベンス版では大分お兄ちゃんになった美少年 ってかもう 美青年。
身体も出来上がってます。羊の世話はできます。攫われて泣きじゃくるイメージじゃないかなぁ。
一番 えろす なのは やっぱりミケランジェロ。
どうだ肉体! な感じの青年を攫う大鷲。
これは ミケランジェロが恋い慕っていた青年へのプレゼント用に描いたものだそうですよ。
ガニュメデスをその青年、大鷲をミケランジェロ自身に見立てて描いたらしいですよ。
そら えろす も滲みますわぃね。


本の紹介のつもりが 長々とガニュメデスエピソードだけ綴ってしまった (汗)
この本には もっと沢山の美少年美青年エピソードと絵画が紹介されているのですが …
その話はまた枠を改めて続けてもいいです か?
因みに
第3章には アポロンとヒュアキントスの話と 悲劇の場面を描いたティエポロの絵画も紹介されてます。
ヒュアキントスの 愛されたが故の悲劇 は もう王道テッパンな物語展開で
私なんか ニヤリが高じて水栽培のヒヤシンスなんか買っちゃったりしたものですよ (笑)

微萌度 : ★★★☆ ( 絵画を見て、エピソードを読んで 「 そうそうv 」 とニヤケて… 
             何層にも楽しめます。カラーなのも嬉しいね )

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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