妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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きろく

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とうざい

 その語りで遣ってみたいと ・・・

とうざい
田牧 大和
406218219X


江戸の町を賑わす人形浄瑠璃の新興一座 松輪座。
人気の要はお役者も顔負けの二枚目人形遣い 氷の八十次こと八十次郎。
浄瑠璃一座の真の顔であるはずの紋下太夫・雲雀太夫は
まだ若く、生来気の優しい青年で ・・・
人気の一座でありながら どこかしら不安定な松輪座に
ある時 ひとりの初老の男が男の子を連れて現れた。
男の子は人形を遣う八十次をひと目見るなり
「 かか様!」 と縋りつき ・・・


人形浄瑠璃の世界で起こる人情入り乱れた物語。
人形浄瑠璃とは 浄瑠璃を謡い語る太夫 三味線 人形遣い の
三役が一体となって演じる芸能です。

この物語は 謎の童の素性を巡る物語でもあり、
気弱な若き雲雀太夫の成長の物語でもあり、
野心的な座元が運営する新興一座 松輪座と
それを面白く思わないライバル一座との確執の物語でもあり、
お大名のお家騒動めいた事件もあり ・・・
ちょっと 色々ありすぎってくらいに盛りだくさんな感じです。
ちゃんと最後には全部収集されているのですが
ひとつひとつが薄味になっちゃったんじゃないかなぁ なんて。
童の素性サイドの話か 雲雀さんの事、ライバル一座との話かどちらかだったほうが
満足感が増したのじゃないかな って感想なのですが
私としては勿論 雲雀さん話に絞ってほしかったわけで (笑)

クールな八十次さんですが 冷たい人ってんじゃなく生真面目な人。
芸に対してはピリッとしてます。実は弟子想いです。実は太夫想いでもあります。
大事に想われている当の太夫のほうは 気弱で自信がなくて揺れやすい人。
過去の事が心の枷になっていて 不安定なままでいます。
そんな太夫を こっそりひっそり気にかけている八十次さんに微ニヤリです v
シリーズ化して 彼らの今後を見せてほしいと思う作品でした。

微萌度 : ★★☆ ( 雲雀さんが背が高くて八十次さんをちょっと見下ろす身長さ ツボ )

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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