出久根 達郎著 【 猫も杓子も猫かぶり 】
『 銀太郎と丹三郎が、同時に言った。
二人は、しばしば口が揃う。気が合う証拠だろう。 』江戸物です。
主人公は 銀太郎 町人。
“ 猫の似づら絵師 ” という変わった仕事をしている二十六歳 独り身。
他に “ 貧乏神売り ” の丹三郎、
饂飩作りが趣味で謎の多い老人 源蔵、
花梨等売りの女 きの など ちょっと変わった人物たちと
訳ありな女 おとく と 姫、
町方同心の大吉郎、
謎めいた男 庄兵衛、伝助 と沢山の人たちが
一匹の猫を因縁に大事件と関っていく痛快時代小説。
特に “ この人物同士にウフフ ” と言うのではなく、
出久根達郎さんの時代物に登場する殿方たちの仲の良さが
なんとも気持ちよかったりするので好きなんです。
微萌度:
★ ( 微萌には要努力。殿方たちを微笑ましく見つめるという感じで。
丹さん銀さんなんてどうでしょう。 )