妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

Prev  «  [ 2017/06 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  » Next
プロフィール

きろく

  • Author:きろく
  • 微萌度数を★マークで
    示してみました。
    ★の多いほど『あからさま』
    少ないほど『努力を要す』です。

    本タイトル一覧
    2010・12月末現在)

ブログ内検索
カテゴリー
リンク
フリーエリア

うかれぽんち同盟


CMアニメが面白いのです


無料カウンター

with Ajax Amazon

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

明治七年十月の新聞記事から

 性別なんて関係ない 貴方だから愛したのだと …

文明開化の錦絵新聞―東京日々新聞・郵便報知新聞全作品
千葉市美術館
4336049963

明治時代の新メディアである 新聞紙 から
人々の好奇心を誘うような巷の事件・怪異話を抜き出して
扇情的な錦絵と文章で伝えた庶民向けの読み物 『 錦絵新聞 』
おどろな事件を扱ったものが多いのですが
地方の噂・小事件を扱った記事もあり、そんな中にあった奇談が
ちょいと想像の輪を広げさせてくれてニヤリっちゅうか何ちゅうか。

幼少の頃から女の子として育てられた男子 その名も お乙。
十八の時、女として某家へ下女奉公に出たお乙を
塗師職人の早蔵という男が見初め、思いの丈をぶつけてくるので
自分は男なのだと告白したのだが早蔵は 「 それでも構わない 」 と
お乙への変わらぬ愛を貫き、ついに2人は結婚する。
幸せのうちに3年が過ぎたのだが、国による戸籍調査が行なわれた時
男であることが公に発覚し、お乙は長い黒髪を散切頭に刈られてしまったのだそうだ。

幼少期のみならず、長じてからもずっと女として育てられたお乙さん。
でも、奉公先ではその家の娘さんや近隣の女性にちょっかい出したりしていて
心の内まで女であったわけでもないらしい。
それが早蔵さんという男と夫婦になったその胸の内を想像するとなんとも素敵でイイ。
お乙さんにとって早蔵さんは男女という枠を超えて心惹かれる存在だったのならいいな。
自分は男なのだ と告げても変わらず想い続けてくれる人と
1人の人間として一緒に生きていきたいと願って結ばれて
本当に幸せな3年を過ごせたのなら …
髪を切られてしまった後の2人はどうなったのかしら。
夫婦のままでは居させて貰えなかったのでしょうね。
それでも 夫婦としてではなくなっても共に生きていけたのならいいのだけど …

微萌度 : ★★★ ( 錦絵新聞は残虐なシーンが描かれているものが多く、
            飛散る赤がグロテスク×安くて扱い易い輸入洋紅を使いまくったそうな )

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

C

omments

P

ost omments


T

rackbacks

この記事のトラックバックURL

http://weil.blog6.fc2.com/tb.php/715-6f224b6f


今月の1冊とは
毎月1作品
ちょっとニヤリな古典をお届けします。
作品タイトルをクリックすると 
『 青空文庫さま 』 等リンク先サイト様の
作品本文ページが別窓で開きます。

今月の1冊

『人蔘の精』
田中 貢太郎著
青空文庫さま

最近の記事
嬉しやvコメント
嬉しやvトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。