所用でセントレアへ出掛けた帰り道 車窓から景色を眺めていたら
高い塔の上に愛らしい像が乗っかっているのが見えた。 小さなキツネの像らしい。
少し先に進んだところには 「 ごんぎつねの故郷 」 の看板が ・・・
そうか半田市だ。新美南吉さんの記念館があるんでしたっけね?
ごん狐かぁ 長いこと読んでないなぁ ・・・
ということで 今月の一冊 は
新美南吉作 『 ごん狐 』 にしてみました。
ENDマークの先を想像してみると大バケする名作童話。 “ 優しい絆 ” 系。
衝撃のラスト そしてそこから始まる ( かもしれない ) 1人と1匹の新たな生活 ・・・
最後のシーンで兵十の言葉にごんが頷き返しているところがミソですね。ちゃんと意識がある。
だから当たり所は悪くなかったんだと思いたい。手当てをしてやれば回復の可能性もあると。
兵十なら きっと ・・・
その後の1人と1匹は 寂しいもの同士睦まじく暮らしていくんじゃないかな
などと想い馳せてみる者にとっては
この童話全体が素敵なプロローグのようにも見えてくる 味わい深い作品。