微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

愚か者の盟約

有名処ですね。
愚か者の盟約 (講談社文庫)
佐々木 譲

政治の世界が舞台です。
新進の若手政治家とその秘書の物語です。
この段階でドキドキわくわくする人 手をあげて 「 はぁ〜いv 」

弁護士として活躍していた寺久保浩也は 急死した父親の後を継いで政治家へと転身します。
父親が持っていた北海道の基盤を引き継ぎ、社会党から立候補。
見事当選を果たすところから物語は始まります (近頃話題の世襲議員 --苦笑
政治家としてはマッ新品な寺久保は 党からお目付け役的な第一秘書を宛がわれます。
それが野崎浩平。
実は寺久保と野崎の父親同士は過去に交流があり、その縁から息子である彼らの名前には
同じ “ 浩 ” の文字が使われていたりします。生まれる前から結ばれていた〜♪というわけですね。
でも、彼らの関係は強くはあれど決して暖かいものではなく ・・・
表の寺久保 裏の野崎。
ちょっとスリリングな空気もあり、それでいて濃密な絆があり ・・・
野崎さんったら陰で結構なことやってます。裏工作はおまかせ!情報を得るには色仕掛けも有効だ!
それもこれも すべては政治家・寺久保浩也を上へ押し上げるため。
「 私の夢は貴方です 」 ひ〜v

女性陣が私にはどうも魅力薄なタイプばかりなんですが彼女らのお陰で
荒れた野崎さん とか 黒い野崎さん とか ヘタレ野崎さん とかが見られたからヨシッ(笑)
寺久保という人も男としてどうなんだ と思ったりもするんですが
最後にきて野崎さんに 半××顔 までさせた男だからヨシッ。

残念ながら絶版状態のようですが図書館か古本でなら見つかるかな ・・・
文庫の解説に 「 政治小説の第一級のデリシャスな作品 」 とありました。
ほんとに デリシャスな作品 です。是非 v

70年代後半から80年代の日本。懐かしい総理がいたり、今はもうない政党名がいっぱいだったり。
主人公が所属している社会党という名も今は無き ・・・ ですものねぇ。
時代の流れを感じる反面、裏金問題とか公金流用とか不用意な発言とか それらがうやむやなまま終わってたりとか
官僚の・・・ とか短命総理とか、 あれ?今も同じ事やってるよね? と気づかされ ・・・ う〜ん
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