ヴァンスもので 古い翻訳作ゆえの言葉遣いへの違和感 をヅラヅラ述べちゃいましたが
古い作品すべての文体が嫌いなわけでなく ・・・ むしろ、品があったり粋であったりして大好きです。
ただ ヴァンスが 「 ちょいとおまいさん 」 調で話すのが好みじゃなかったってことでして。
古いからとか最近のものだから とかいうことよりも
翻訳が好みに合うか合わないか ということですね。
-- ここで訂正。残念に感じちゃったのは井上勇氏訳の創元版に非ず。講談社版の翻訳者さんバージョンでした。
創元版にしても 江戸っ子ニューヨーク な感じですけどね(笑)--さて 『 三角館の恐怖 』 これは “ 翻案 ” 作品です。
江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫)江戸川 乱歩


ロジャー・スカーレット作 『 エンジェル家の殺人事件 』 を気に入った乱歩先生が
日本を舞台にして書いたミステリです。
古い資産家一族 蛭峰家。
「 長生きした方に全財産を譲る 」 という遺言によって歪んでいった双生児兄弟の絆。
斜めに二分された西洋館で渦巻く愛憎の念がついに殺人事件を引き起こす ・・・探偵役を務める警視庁捜査一課の警部と相方役の弁護士が素敵です。
篠警部と森川弁護士は中学時代からの親友。
毎月1回は奢り合いッコしながら2人きりの食事会を楽しんでいるそうな。
スーツ姿も凛々しく颯爽とした長身の篠警部 と 平凡な印象の森川さん。
2人の身長差は約10センチ。これイイ設定ねv
ガッツリというよりもチョコチョコ見受けられる仲良しモードを淡〜く楽しむ感じで。
2人の仲良しっぷりは乱歩先生だからこそ なのかどうかは原作未読のため判りません。
( 創元推理文庫 『 エンジェル家の殺人 』 は絶版中かな?)