妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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きろく

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カナリヤ と 僧正

ヴァン・ダインのファイロ・ヴァンスもの 楽しいです。
2作目の 『 カナリヤ殺人事件 』 と 4作目の 『 僧正殺人事件 』 読了。
『 僧正・・・ 』 のほうは特に、ヴァン・ダイン代表作・傑作と言われている作品。
ニヤリのみならず色んな角度から期待しておりました。
でも なんていうか ・・・ ちょっと ・・・
その辺のもやもやは 「 続きを読む 」以下で。

カナリヤ殺人事件 (創元推理文庫 103-2)
4488103022

『 カナリヤ・・・ 』 ではヴァンスくん 相変わらず語る語る(笑)
思わせぶりだわ、もったいぶるわ、そのくせ諸々強引だわ。
ポーカー勝負での心理分析で犯人像との一致を言い切るヴァンスくん。
その自信確信はどうなんだ(苦笑) まぁ 本筋はともかく (ってオイ) ニヤリなところ。
最後にドドンときました。
いや、これは表現がね、言葉のチョイスがニヤリを生んじゃってる感じなんですが。

“ ヴァンスは朗らかにこぼして、マーカムに 誘うような微笑 をなげかけた ”

誘っちゃったよヴァンス。事件終わって いつもの3人での場面です。
「 ヴァンスったらまたマーカムにジャレついて 」 と思っていたところでコレです。
大笑いしちゃいました。他人の濡れ場を急に覗かされた気分。
そして、なんともいえない空気のまま - END - あぁ面白い。

僧正殺人事件 (創元推理文庫)
4488103049

『 僧正・・・ 』 のほうは ヴァンス萌え でした。
私の中ではかなり間違った感じでヴァンスのキャラクターが確立されつつあるようです。
このまま突っ走りたいと思います。
それと、ヴァンもやっぱりイイ存在です。
“ ヴァンスを見つめるヴァン ”
“ ヴァンスからの信頼も厚いヴァン ”
“ 常にヴァンスの傍らにいるヴァン ” うん楽しい v ( 別居しちゃったようですが )

こんな感じで充分ニヤリと楽しんでいるんですが 全体的に言葉遣いがどうも ・・・×
『 僧正・・・ 』 なんて、真犯人が判明して事件が決着をみた場面で
一連の出来事の最渦中にあった人物が痛み苦味に満ちた心境でヴァンスに言った言葉が
「 とにかく、ありがとござんした 」 ですから ・・・ いつの時代の何者だよ。
ちなみにこれは昭和51年講談社版です。
( 09年5月13日 翻訳の言葉遣い云々について勘違いあり。一部訂正しました。)

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なんか 文句たらたら って感じになってきちゃった×いかんいかん。
でも思った部分を正直に。以下 『 僧正・・・ 』 についてです。

マザーグースの詩に擬えられた連続殺人事件。見立て殺人ものです。
犯人の周辺に 詩の内容と符合する名の人間 が複数いる都合のよさはご愛嬌。
事件の内容を知り、詩との一致に気づくヴァンスの恐れ不安怒りも悪くない。好きだ。
警察諸兄やマーカムが頭固くてピント外れな言動ばかりなのも まぁお約束。
ヴァンスのしつこい薀蓄披露やクドイ皮肉や思わせぶりっ子も
これまでと比較して少なめだったから助かった。
でも!
でもだ、あの決着のつけ方はないよなぁ。それこそ警察・検事諸兄も同席する場で
あれをみすみす許してしまったってのはあんまりだ。
ヴァンスもね、あれは不味いだろう。
最後マーカムに突っ込まれながらも何となく誤魔化してしまおう風に終わってますが(笑)
事件の結末はやっぱり 綻びを見つけて突きつけて、逃げも隠れも出来なくしてほしかったな。
その上で犯人が ああいう選択 をするならまだしも ・・・

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