再読祭 ちょっと中断
虎と月 (ミステリーYA!)柳 広司


中島敦 『 山月記 』 の後日談。李徴さんの息子が主人公。
ある日突然 「 お前の父は虎になった 」 と言われたら 確かに色々考えちゃうでしょね。
息子は 「 血のつながってる自分もいつか虎になってしまうのだろうか 」 と思うわけです。
で、その悩みを晴らすべく、最後に父に逢った人 袁參氏 に会いにいくのですが ・・・
面白かったすv YAなので左程深刻な空気にもならず結構淡々とした感じもあるんですが
なんしか李徴さんがカッコいいことなってます。
「 “ 虎 ” になった 」 かぁ。
本家 『 山月記 』 ではかなり残念な人生だったからね。よかったね李徴さん。
そして山月記といえば 李徴さんと袁參氏。
この作品での二人も イイ感じの絆 がありました。
私ゃニヤリのストライクゾーンが広めだから かもしれませんが ・・・(照)
漢詩の世界への興味も擽られます。終わりの空気が素敵です。
『 山月記 』 未読でも 「 わからない 」 なんてことはないと思いますが
やっぱり読んでいたほうがいいですね♪ 親友の絆にニヤリとするためにも ね♪