妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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枯草の根

枯草の根―陳舜臣推理小説ベストセレクション (集英社文庫)
陳 舜臣
4087463974


神戸を舞台に中華料理店の店主・陶展文が事件の真実を解き明かす

陶展文もの5編収録。表題作の 『 枯草の根 』 は陳舜臣さんのデビュー作だそうな。
陳舜臣さんといえば歴史小説 と思っていたのですがデビューは推理小説でだったんですね。

神戸の華僑の人々が描かれています。
助け合い支えあう情・仲間意識・恩義が物語を紡ぎ、押し流していきます。
主人公の陶展文さんも神戸在住。古びたビルの地下で中華料理店を営んでいます。
この陶展文さん(50歳)がとっても魅力的。
鍛えられた肉体を持つ陶さんは10歳は若く見えるんだそうです。
拳法家であり、漢方を扱えば漢方医顔負けの知識と腕を揮う中華料理店オーナー。
華僑の人々からの信頼も厚く、皆から愛されています。
ほんと皆が陶さんのこと大好き(笑) この辺りちょっとニヤリ(力一杯強引ですが ・・・ )
そんな陶さんを慕う人々の中でも なんかイイね なのが小島和彦くん。
小島くんは陶さんから拳法の手ほどきを受けています。
陶さんが庭で身体を鍛えている姿を覘き見た小島くんが
その勇姿に惚れ込んだのがきっかけだそうです。
小島くんの職業は新聞記者。今1人である政治家の裏を探っているのですが
陶さんからしてみれば、危なっかしくてしょうがない。とっても心配しています。
と こう書いているうちにどんどんニヤリに見えてきた(力一杯強引なんですが ・・・ )
でも この件は本筋とはあまり関係なく ・・・
本筋の 事件の真相 については当然ネタバレはいけないんで何なんですが
この真相に関わる人の関係がなんていうか フフフっていうか(力一杯 以下略 )
自分の全部を預けちゃって安心してる感じがね ・・・
面倒だから丸投げ って言っても そこまで信頼しちゃってそこまで寄っかかっちゃって
いい時もドン底の時もずっと一緒で ・・・ って ねぇ。

表題作の他に 『 王者の財宝 』 と 縄シリーズの3編収録。
縄シリーズは単行本にも未収録だった作品なんだとか。
静かに真相に辿りつく陶展文さんの魅力を味わえる傑作集です。

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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