妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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蘭陽きらら舞

蘭陽きらら舞
高橋 克彦
4163279504


役者くずれの美貌の青年・蘭陽と
若き日の葛飾北斎=春朗さんが江戸の怪事件に挑む。


蘭陽さんは “ そんじょそこらの女を遥かに凌ぐ ” 美貌の青年。
質素倹約を押し付ける幕府の政策もなんのその
若衆髷をきりりと結い上げ奇抜な着物で艶やかに生きている自由人。
たおやかな見目ながら軽業を得意とし荒事芸もこなす。ケンカの腕も大したもの。
そんな蘭陽さんと、天才絵師ながら今はまだ貧乏暮らしの春朗さんとが
江戸を駆け回る短編12編。
「 きらら舞 」 とは蘭陽さんの技の名前。なんかブランド米ちっくなネーミング(笑)
数編に割いて語られる蘭陽さんの初恋の記憶がちょっと悲しい色を佩びていますが
全体的には軽い心で読める人情怪話集。
蘭陽初恋の人の ヤヤコシイ事情 がある種のニヤッと感あり。

さくっと読める作品なんですが 実はこれ うっかり
『 だましゑシリーズ 』 の第4弾 なんだそうな。
どうりで唐突に登場した人物が当然顔で絡んでくるはずだ。
だましゑシリーズは
『 だましゑ歌麿 』 『 おこう紅絵暦 』 『 春朗合わせ鏡 』 の3作が
それぞれに登場人物を分け合って繋がっている姉妹作シリーズ。
とりあえず 春朗と蘭陽との出逢いを知るには 『 春朗合わせ鏡 』 を。
春朗合わせ鏡 (文春文庫) 美麗な蘭陽のうなじにドキドキしちゃう春朗さんの会えます。

蘭陽の謎めいた過去や山東京伝ら高名戯作者や高名絵師たちとの繋がりを知るには
だましゑシリーズよりも更に以前の作品 『 京伝怪異帖 』 に詳しいです。
京伝怪異帖〈巻の上〉 (講談社文庫) こちらは 田沼意次の世から松平定信の世へと変わっていく時代を舞台に
若き日の山東京伝と平賀源内が活躍する作品集。

蘭陽さんは 京伝・・・で山東京伝さんと絡んでいる時より
・・・きらら舞 で春朗さんに纏わりついているほうが楽しげに見えます。
春朗さんのことは大層お気に入りのようですよ。
といっても ニヤリな展開は全然ありませんのでシットリどきどきを期待してはいけません。
軽くほっこりした仲良したち を楽しみましょう。

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京伝怪異帖 こちら(下段の人物)も 蘭陽きらら舞 こちらも 蘭陽さん
う~ん 一長一短?(笑)

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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