本の話がご無沙汰なので “ 先が楽しみ作品 ” をひとつ。
アイスクリン強し畠中 恵

頃は明治23年 “ 東京 ” 築地の居留地界隈を舞台に
文明開花の波に押し流されていく “ 新しい日本 ” を生きる若者たちの
厄介事だらけの日々を描いたほのぼの青春ミステリー。畠中恵さんらしい ほのぼの系騒動記。
主人公の皆川真次郎とその幼馴染たちとの関係・遣り取りが微笑ましいです。
世が世なら…の警官たち “ 若様組 ” の存在がちょっとイイ。
その若様組の纏め役・長瀬一級巡査が親友・真次郎のことを 「 ミナ 」 と呼ぶのがイイ。
真次郎も 「 ミナ 」 と女名前のような響きの呼び名で呼ばれると普通は怒るのだが
長瀬にだけは ( 慣れと諦めの心で ) 許しているのもちょっとイイ。
若様組の美形暴れん坊・園山さんの存在も面白くてイイ。
ヒロイン沙羅さんも可愛らしいお嬢さんだし、お父さんに溺愛されているのも
畠中作品によくあるホッコリ系でいい。
全体的に微笑ましい関わりが見られるという感じであって、
ふふふニヤリを指摘できるまでは至っていない心地なんですが
おそらくシリーズものとして続くのだろうと思われるので先を楽しみにv
時代的に世情がキナ臭くなってくるのも真っ向含めて、
新時代の青年たちの生き様をがっつり描いてくれたら素敵だな。
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