妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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地図男

地図男 (ダ・ヴィンチブックス)
真藤順丈
4840124167


詳細な情報まですべて記憶しているにも関わらず
国土地理院発行 『関東地域大判地図』 を肌身離さず持ち歩いている男がいた
通称 “ 地図男 ”
彼の地図には余白に余すところなく その地を舞台にした様々な物語が綴られているのだった


第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞
第15回日本ホラー小説大賞大賞
第3回ポプラ社小説大賞特別賞
いっぺんに3つの新人賞をとってしまった作品。

映画のロケ地を探す仕事についている “ 俺 ” の視線から語られる “ 地図男 ” の物語。
“ 俺 ”目線の場面と 
“ 俺 ” が読んでいる 『 地図に書き込まれた物語 』 とが入れ替わりつつ語られていきます。
どうして 地図男 は地図に物語を書き綴るのだろう
この物語は 何なのか
物語を綴ることに対する地図男の尋常ならざる執念はいったいどこから来るものなのか …
“ 俺 ” はその謎に 地図男の謎に惹きつけられていきます。
そして 物語に秘められた地図男の想い に気づいた時
“ 俺 ” は 綴られ続ける物語を受け止め いつか訪れるかもしれない変化を
その特別な物語を読める時を静かに 楽しみに思うのでした。

地図男には
表面は静かに凪いだ深い湖 のような
たくさんの感情を通り過ぎて辿りついた 哀しみ のようなもの
その哀しみが 己が内に存在していることすらも意識しなくなってしまったような
どうしようもない何か があったのかなと。
そんな地図男を 始め欲得・のち特別な情 で見守る “ 俺 ”
ちょっとイイな って思ったのでした。いや ムリムリかもしれませんけど …
どこまでも気になる奴 が 胸の内に静かに着地して定着した感じ ってイイなと ね。

テーマ : 婦女子の読書
ジャンル : 本・雑誌

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