妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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エンデュミオン・スプリング

エンデュミオンと叡智の書 (新潮文庫 ス 24-1)
大久保 寛
4102168710


“ すべての知識 ” が記された書物 『 最後の書 』
この本を手にした者は望むなら全世界をも支配できる。
数百年の間 多くの人間がこの本を探し求め争ってきたが
本は自らが選んだ者にしか その居所を悟らせず、
またページに綴られた文字も選ばれし者にしか読むことは出来ない
現代のオックスフォード図書館で ひとりの少年が拾い上げた一冊の本
古惚けた皮の表紙に “ エンデュミオン・スプリング ” と刻まれたそれは
すべて白紙の、ただ紙が纏められただけのものに見えたのだが …


この夏 『 エンデュミオンと叡智の書 』 という文庫が出たので
もしや続編か? などとちょっと思ったりしたのだけど
単にタイトル改めて文庫化されただけでした。

1450年代 中世ヨーロッパで誕生した活版印刷技術と
それに関わった実在の人々、実際の出来事などを織り交ぜながら
技術者グーテンベルクの弟子エンデュミオン少年の物語と
現代の少年・ブレークがオックスフォード図書館で繰り広げる冒険と苦闘を描いたファンタジー。
過去と現代の話が交互に語られていくのですが メインは現代のブレークの話。
でも このブレークの母親と妹ダックの物の言い様、口のきき方が私にゃ駄目で×
ダックは可愛げもあるんですよ。まだ小さい子なんだし。母親も色々あるのは分かるけど …
イラッ ときちゃったんですよね。 ( 自分に余裕がないからかな  )
メインのパートでこんな調子なんで 読んでて正直しんどい部分もあったんですが
過去パートのエンデュミオンが心の兄ペーターに思慕の念を懐いている様に癒されv
実在した人々、活版印刷術を発明したグーテンベルクや実業家フストらに囲まれて
危ないめ 恐ろしいめ 悲しいめに遭いまくりのエンデュミオンが
心の支えと想うのがフストの従者ペーター。(彼も実在の人物)
こちらの話があるから最後まで乗り切れた気がします。
“ ペーターの体のクマのようなぬくもりのおかげで寒い夜でも震えなくてすむからありがたい ”
って ガッツリくっついて寝てるんだね (笑)

映画化が決まっていたと思うのですが どうなってるのかな?
若干尻すぼみな気がする作品ですが、伝統ある大きな図書館とか古書だとか
中世ヨーロッパの薄汚れた街や人々の活気なんかが映像化されたら
それらの雰囲気だけで もう充分素敵でしょうね。

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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