微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

源内先生船出祝

最近暑い日が続きますねぇ 日本全国どこ行っても暑いんでしょうねぇ。
このクソがつくほど暑い時にちょこっとながら忙しい … 忙しく出来るのは有難いんだが
この暑さの中で勘弁してくれとも思い …
とりあえずバテないように気を確かに過ごそうと思います。
で 気を確かに過ごすには萌え供給というわけで
空き時間に涼みがてら古書店へ入り、幾つか古る気な作品購入。
そのうちの1冊 ↓

源内先生舟出祝 (河出文庫―文芸コレクション)
山本 昌代
4309404634

源内先生、やることなすこと裏目に出だして、人気も下火になった
そんな自分に比べて玄白さんや友人知人たちは世間に認められる仕事を残し …


自信家で自己中で目立ちたがり屋な源内先生は
人から見向きもされなくなった現状に苛立ち、理想から大きく外れた生活に倦んでいます。
そんな時友人知人、弟子たちを見ると 彼らは何とも華やかに上手く世間を渡ってる。
益々苛立つ源内先生。せっかく友人たちが訪れてくれても厭味な態度で接してしまう。
だから皆が離れていってしまい 源内先生 寂寥感がつのるばかり。
キリキリと心が追い詰められていく源内先生が行き着くさきは … あぁ×
今の世にも名を残す奇才ぶりを発揮した源内先生の最後はあまりに哀しいというか憐れというか。
どこで歯車狂っちゃったんだろうね。
玄白さん、源内先生を解体新書仲間に入れてあげればよかったのに …

直武くんも登場します。
物静かで美しい佇まいの直武くんに源内先生 すっかり惚れちゃいます。
直武くんの実像に気づけない程に惚れこんじゃいます。
直武くんの側からしてみれば 実際あんな心情だったのかなぁ。

なんともドヨリとした読後感でした。
スキッとご陽気なのが読みたいな …
[ 2008/07/14 14:28 ] 歴史・時代もの | TB(0) | CM(0)
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