微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

星のひと

星のひと
水森 サトリ
4087712281

一般的な住宅地の一戸建てで暮らす槙野一家
ある夜 隕石が屋根を貫いて落ちてきた。 その隕石がもたらしたものは …


槙野家の1人息子・草太やその父親・草一郎に関わる人たちを描いた連作短編集 全4編。
藍色さまのblogでのレビューを拝見するまで連作短編とは知らずにいましたの。
4話中 『 流れ星はぐれ星 』 の1話だけ、小説すばる誌上に掲載された時に読んでいたんですが
こうして続けて読むとまた良いですな。
語り部を変えて、新たな人物を加えつつ語られるこれまでの事・これからの事。
最後に明浩が言う 「 星の引力・人と人もまた … 」 って気持ちがとても好きだなぁ。

草太がとても魅力的な子です。天然のようで腹に一物の曲者のようで …
これからも何かと気苦労多いんだろうな この子。
でも彼より気になるのが 4話目にだけ登場する高宮明浩くん。高校とか親子関係とか …
“ ボランティア ” やめて思うままに生きていけるといいな。
草一郎さんは なんだかんだで誰かがいてくれて何とかなるタイプの人かな。ビビアンさん味方だし。
他にも 不思議な黒尽くめ男の沢田さんとか 女の子トリオとか さっちゃんとか、
登場人物みんなに気持ち動かされます。 皆いろいろ抱えながら でも 生きてます。
中3の女の子トリオの微妙なお年頃感なんて 「 あぁ なんか分かるわぁ 」 って。
やたら身奇麗にする子とか その女臭に反感懐いちゃう子とか
もの凄く中立的で ある意味中和剤な子とか …
大人でも子供でもそれぞれに色々ある。堪んなくなることもあるけど 
「 星はバラバラなんかじゃない 」 

水森サトリさんの空は 深くて淋しくもあるけれど 優しいのね。
こんばんは。
TBありがとうございます。
キャラがみんな立っていましたね。
高宮明浩くん。
「気が遠くなるほど離れていても、星は互いに引かれ合っているんだよ。
星はバラバラなんかじゃない。」
っていう台詞がとても好きでした。
[ 2008/06/22 02:06 ] [ 編集 ]
こちらこそ☆ありがとうございます
藍色さま
高宮くんのその言葉があった後で
皆が草太のもとへ引き寄せられるように集まってくる最後がいいですよね。
読んでよかった!な1冊でした。
[ 2008/06/22 12:52 ] [ 編集 ]
こんにちは。

キャラクターも良かったし、それぞれに考えていることとか思ってることが切なくて泣きそうになりました。
そして、最後に草太を探すためにみんなが集まってくる場面は、もう本当に「人間っていいなあ!」って感じでした。
中3トリオは、私も懐かしく感じます。
でも、はるきがキリッとしてるせいか、あまり生生しく感じなくて良かったな。
草一郎×ビビアンでまとまれば良かったのになあとちょっと思ったりして。

TBさせてもらいました。
ありがとうございます。

[ 2008/08/24 18:36 ] [ 編集 ]
霜月うまれさま こんにちわ♪
あのラスト じわっときますよね。
高宮くんの今後は気がかりでなりませんが
誰かが傍にいてあげて 酷いことになならないんだろう きっと。

草一郎×ビビアンでも良かったですよねっ。
草一郎さんと 彼を気遣い続けるビビアンさんと 沢田さん とが
不思議な三人空間を形成して暮らしていくってのも素敵かもしれません。
今 想像してみたら結構萌えました(笑)
[ 2008/08/27 09:15 ] [ 編集 ]
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