ながいながいペンギンの話 (新・名作の愛蔵版)いぬい とみこ

南極に生まれたペンギンの兄弟
好奇心旺盛で行動家のおにいちゃんルルと ちょっと怖がりの優しい弟キキが
小さな冒険を乗り越え、逞しく成長していく物語これ 初版は1957年の作品なんだそうな。51年前!!
そんなに古い作品とは思ってませんでした 凄いなぁ。
初めてこの本に触れたのは小学2年生の時でした。
学校で終礼の時間に担任の先生が数ページずつ読み聞かせてくれたの。
正直 内容はほとんど覚えちゃいなかったんですがタイトルと装丁だけはしっかり記憶に残ってて。
今回なんとなく読み直してみて まぁ面白かったこと。
くじら漁の活動は当時と今じゃぁ状況が違っちゃってるけど
大人になっていく少年たちの姿ってものは何時の時代も同じなのね。( これはペンギンだけど )
ちょっと無茶したり突っ走ってみたりしながら色んなことを学んでいく。
そういうのを説教臭くもなく、煽り立てすぎることもなく、あったかく読ませてくれる。
で
ここで感想を言ってるからには微萌を見出してしまったという事なんですが
『 子供に読ませたい本 』 として人気の作品だけに ワンクッション置こうかな
ということで 閉じておきます。
以下 微萌話です。
↓
微萌だったのは ルルと捕鯨船の乗組員のセイさん。ペンギンと人間です。
もちろん言葉が交わせるわけでもないのですが想いは通じ合い …
「 おまえ 」 と呼ばれ、「 あのひと 」 と想う ルルの胸の内がなんとも v
『 第一のおはなし 』 で迷子になって命も危なくなっていたルルをセイさんが救います。
セイさんは子ペンギンのルルを日本に連れて帰りたいと思い、
ルルはセイさんのぬくもりに安らぎを感じます。湧き上がる愛着の念。
『 第三のおはなし 』 で再会を果たす2人。
この時のルルが堪らんイイのです。
セイさんに会えて泣きそうなほど嬉しいルル。
「 一緒に行かないか 」 というセイさん。でもルルは …
ルルの独白に萌える萌える (笑)
ちょっとマニアックな表現をすると、一瞬の切なさや前向きさ加減が
全盛時代の日活の青春映画を思い出す雰囲気 ( つ、伝わらないかッ
汗)
いやぁ こんなに萌え上がる作品だったかぁ。
今回は図書館で借りてきたけど こりゃ一冊買っておこうかな。