昨夜 帰宅してすぐTVをポチッと点けてみたら映画のようなものをやっていて。
殿御が2人 川辺に並んで座って釣りをしている様子。
そして こんな風な台詞を仰った。
「 君のお陰で初めて妻を裏切った(笑) 」 (←うろ覚え)
思わずピクリと反応しちゃいましたよ。 君のお陰で 妻を 裏切った ですか!
着替えも忘れてそのまま見入る私。 で 途中で気づいた。
これって 『 二人の友 』 じゃぁ …
ビンゴでした。番組は “ モーパッサン・ブルー ”
モーパッサンの短編いくつかを映像化したもので 『 二人の友 』 がそのトリだったようです。
モーパッサン短編集 (3) (新潮文庫 (モ-1-8))モーパッサン

『 二人の友 』
普仏戦争の頃のパリ。
時計屋のモリソも国民軍の一員とならざるを得ないご時世。
ある日 国民軍の制服姿で街を歩いていると 前からも同じ制服姿の男がやってきます。
よく見るとそれは戦前からの釣り仲間のソヴァージュでした。
久しぶりに会えた2人は喜び合い、カフェで酒を酌み交わします。
すっかり酔っ払った勢いで 「 今から釣りに行こう 」 ということになったのですが
それが 2人の悲しい運命への出発となってしまうのです …『 二人の友 』 はとんでもなくテンション下がるお話なんですが微萌としてはイイ感じで。
原作での2人は 最後に思わず手を握り合ってしまいます。
そりゃ ああいう状況になってしまったら傍にいる友と手を握るくらい普通か とも思えますが
それまでの仲良しぶり とか その後の重なり描写 なんかに微萌が香るんです。
映像化バージョンでは 2人共後ろ手にされてたんで手を握り合えなかったんですが
あえて 手握り をさせなかった含みを 勝手に感じてニヤリとしてみたり。