殺しの接吻 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)ウィリアム・ゴールドマン 酒井 武志


気になってた映画はこれかも!! (
→この話の過去記事 )ってことで
原作を読んでみたのですが これって
原作と映画版は中盤からラストが大きく違ってるんだそうで …
映画で印象に残ってるのがラストシーンだからなぁ(汗)判断難しひ×
映画自体をなんとか観られないか と思ったんですが
なんせ古い作品だし DVD化などもされていない様子。
幸運に恵まれないかぎり観られそうもない …
でも観賞レビューなどをよくよく見ると 昔観た作品とは別物かも と思います。
確かめようもないですが …
因みに 作者のウィリアム・ゴールドマンは数々の名作映画の脚本を手がける有名作家。
『 明日に向かって撃て 』 でアカデミー脚本賞を受賞しています。
そんな作家さんの作品ですから
この小説が昔観た映画の原作かどうかはともかくとしても面白かったですし、
殺人犯と刑事がちょっと気になる心理状態だったりしまして そういう方向でもイイ感じでした。
自分の犯した事件を担当する刑事に直接電話で接触を繰り返し、
「 僕たちは友達だろ? 」 と縋るような態度を見せる連続殺人犯がいます。
犯人自身も思いもしなかった展開を見せる事件に焦り苛立ち、
益々刑事との関わりを深めようとする殺人魔。
そんな犯人を憎みながらも それ以外の心情が自分の中にあることに困惑し、
「 どうしていいのか わからなくなる 」 刑事。
と言っても 甘い空気はありませんですよ。
いや あのラストはある意味では 甘い のかなぁ。
母親という存在に苦しむ2人。犯人と刑事という対立する立場にありながら
独特の繋がりが出来ている2人。
そんな2人が じわじわと流れ去る重い、痛い、残酷な時間に浸って過ごすラスト。
う〜ん あれを 甘い というのはやっぱり違うな … 最後の会話 凄いものがあります。
映画は あぁじゃないのか〜 それはそれで やっぱり観てみたいなぁ。
原作の最後に 「 赤いドレス 」 という台詞が出てきたんだよなぁ
やっぱり これの映画版だったのか? う〜 どうなんだろ〜ッ