シェパートン大佐の時計フィリップ・ターナー 神宮 輝夫


イングランド中部の架空の町ダーンリイ・ミルズでのびのびと生きる少年達のお話。
大工師の息子・デイビド・ヒューズ と 牧師の息子・ピーター・ベックフォード
大農場の跡取り息子・アーサー・ラムズギル
同じ聖歌隊に属する彼らは大の親友。いい事も悪い事もいつも一緒にやらかします。
アーサーは一つお兄さん、聖歌隊の隊長で明朗快活アニキ肌。
スポーツ万能でデイビドの憧れの存在。
ピーターはデイビドと同じ歳、実験発明大好きのメガネっ子。
デイビドは生まれつき足が不自由で思いっきり走ることが出来ない。その分、想像力が豊か。
基本いつもトリオなんですがピーターがちょっと独特の飄々とした少年なので
活動シーンではピーター と アーサー+デイビドの2人というふうに分かれていることが多いです。
で
このアーサー、デイビドがちょっとイイのです。
ダーンリイ・ミルズは自然がいっぱいの町。子供達は川に荒野にと駆け回って遊びます。
アーサーたちも岩を登り、川を飛び越え、塀をよじ登りと駆け回って遊ぶのですが
そんな時も足が不自由だからといってデイビドを特別扱いにはしません。
彼が自分で行ける所では特に手を貸したりもしないし、やたら心配したりもしない。
でも ちょっと不安気にしていたら 「 俺がおぶってやるよ 」 とお日様笑顔を向けるアーサー。
そんなアーサーの鷹揚さと頼もしさに
惚れ直す 憧れを強くするデイビド。うん なんかイイ。
デイビドが入院している時もナイスタイミングで腕を骨折して同室に入院してくるアーサー。
麻酔で頭がボンヤリしているデイビドを忍耐強く見守り、痛みに耐える彼をお日様笑顔で励ます。
お医者さんから 「 デイビドの強壮剤 」 とまで言わせるアーサーはほんとイイ。
人によって好き嫌いの分かれる作品らしいですが
3人が駆け回る姿は可愛いし、大人達の存在も優しいし。私は割りと好きですや。