ちょっとキャラ萌え。好みのタイプがきっと見つかる動物の頭に人間の身体の者達が暮す世界、惑星ルーディーボール
幾つかある自治領の一つ シュタード伯爵の治めるシュタード領の
治外法権の村ドルフに住む猫顔のラックスと犬顔のインギースク、兎顔のバーサルは
ドルフの街道で馬車荷を襲う盗賊稼業をしていた
ある時襲った馬車の荷が思いがけず大量の金貨だったことが
彼らと世界の運命を変えていく ・・・斉藤洋さんデビュー20周年記念大長編作品の第一巻。
600ページ弱のボリュームでドドンと登場です。
ラックスは黒い猫顔の少年。
行方不明のお父さんのものである剣の鞘を大事に携え冒険します。
犬顔のインギースクは20歳くらいの青年。弓の名手で力じまん。陽気で暖かい心の男。
兎顔のバーサルは知略に富んだ青年。インギースクとは幼馴染。過去にちょっと訳ありで
ドルフの者にしては珍しく文字や計算、ドルフの外の世界にも詳しい知性派。
主要メンバー3人だけでキャラ萌え祭に充分なバランスです。
私のツボはちょっと面倒くさい性格のバーサル。
面倒見のいいインギースクと絡むことで魅力倍増です。
2人はずっと一緒にしておいてほしいものです。多分ずっと一緒でしょう。イイ感じです。
ラックスはまだまだお子様ですが今後の成長が楽しみということで。
こんな3人が
ルーディーボールにかつて栄えた帝国と今の世界の秘密を解いていくのですが
色々な意味で分かりやすくて面白い。先の展開が結構読めてしまってそれがビンゴ。
「 ま、児童書だからな 」 などと思って読み進んでいると最後にきて
「 皆ほんとうのことは見当がついてるくせにラックスには黙ってる 」 という台詞が!
そうきたかっ。
ほとんどの登場人物たちと読者には 大凡の察しがついてることを
“ 主人公のラックス少年だけは気がついてない ” ということらしい。
そうかぁ ネタ割れしてる感じなのは計算だったのですね。
ならば 本当の秘密はもっと別のところにあるということでしょうか。
実はルーディーボールという惑星自体に大きなカラクリがあるとか!?
この作品はファンタジーであり、ラックス少年の成長物語であり、
もしかしてSFでもあったりするのか!?
すっかり気に入ってしまいましたよ ルーディーボール。
衛兵隊とか洞窟の民なども登場するので 階級萌え やら リーダー萌え も溢れてます。
主な登場人物として紹介される16名が全部 野郎ども なのも素敵です(笑)
( ってか脇キャラといえるような存在にも女ッ気はないっ! )
さあ 次巻が待ち遠しいですv
微萌度:
★★★☆ ( 全何巻の予定なのだろう。途中でウヤムヤに終わりませんようにっ。
20周年記念作だからそれはないか♪ )