お気に入りの言い伝え その2昔 とても素行の悪い男がいた。仮にジャックと呼んでおこう。
ジャックは大の酒好きでその夜も酒場で大酒をくらっていた。
そこへ黒尽くめの格好をした1人の男が現れてジャックに話しかけてきた。
男の不思議な雰囲気に興味を覚え、暫く共に飲んで喋っているうちに
その男は人ならぬ 悪魔 だと気づいたジャック。
「 これは面白い 」 と悪魔に酒をどんどん飲ませ、
ついに酔っ払ったところを 鎖でグルグル巻きにして捕らえてしまった。
「 放してほしければ永遠に俺の魂を捕まえないと約束しろ 」 と脅し、ついに取引成立。
悪魔は永遠にジャックの魂には手が出せないことになってしまった。
その後もジャックはやりたい放題に生き、ついに死を迎えたが
生前の行いのあまりの悪さに天界への門をくぐることは許されない。
本来ならそこで悪魔が現れて地獄へと連れて行くところなのだが
酒場での約束があるため、悪魔はその魂に触れることが出来ず、
行き場をなくしたジャックの魂は暗闇の世界を漂うしかなかった。
永遠に一人ぼっちで ・・・
酒場の夜以来 ずっとジャックの傍にいた悪魔は
寂しそうなジャックが可哀想で、
暗闇にひとり彷徨うその姿を見ていられなくて、
地獄の業火から小さな炎の欠片を採って堤燈を作り
せめてもの明かりにとそれをジャックに与えたのだった。
そうして、ぼんやりとした小さな灯りが漂うのをソッと見守り続けている。
“ ジャックの堤燈 ” ジャックオーランタン
微萌度:
★★★★ ( 鎖で捕らえるあたりから もうどうしちゃったんだ って感じで --笑
この言い伝えではジャックと悪魔はかなりイイ雰囲気に思えます。
悪魔の方は完璧ジャックに参ってます。
ジャックの持つ灯りを見続けてるって もう切ない系ですよぅ )