それでも 友だから ・・・![]() | 容疑者Xの献身 東野 圭吾 (2005/08/25) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
衝動的に殺人を犯してしまった母と娘 自首すべきか隠蔽すべきか
そこへ現れた隣人・石神 「 隠すのなら2人だけでは大変だと思って ・・・ 」
愛する女性とその娘の幸せのため 完全犯罪にすべてを捧げる男
直木賞受賞作
なんかもう堪らなく 遣る瀬無く 切ない感いっぱいの作品
今回はこれまでのガリレオ先生のように 一見摩訶不思議な謎を解くわけではなく
人が人を想う心の物語。
トリック云々よりも石神や湯川、草薙、花岡母娘
それぞれの想いが深い 重い。 でもちゃんとミステリ。
終盤に明かされる真相で 堪らん辛い度上昇します。
( 一番堪らんのは あの人 ですけどね。探せばきっと死を悲しむ人がいるよ )
石神がひたすらに想いを捧げた女性・花岡靖子
なんで貴女はそんななのよぅ とちょっと遣る瀬無く腹立たしく思ったり。
そりゃ色々あるだろうけど なんであんな男に引っかかっちゃったのよぅ とか
こんな時に貴女 なにトキメいちゃってるのよっ! とか ・・・
そう思う私は 「 貴女にはすべてを知っておいてほしい 」 と話す湯川さんに
素直に賛同。この先も何も知らずに生きるなんてやっぱり駄目だよ。
それはいいけど湯川さん、
刑事である草薙さんにああいう風な決断を迫るのは かなり酷だ。
でも それも草薙という人間の判断を信頼しているからなのね。
だから彼に話したわけで その上で彼にああ言ったわけで ・・・
刑事としての立場が生む壁を感じて胸痛みつつも
湯川さんの言葉をキチンと受け止めた草薙さんは
間違いなく信頼するに足るいい男だよ と再認識。
そして 私は草薙さんがお気に入りなんだ とこれも再認識。
だから 月/9のガリレオが設定の時点でもう気に食わないのだな と(笑)
汚いカップでインスタントコーヒー飲んでる同い年の親友同士 がいいのだよ。
“ 学生時代から知ってる奴が持ち込む事柄 ” に取り組む湯川さんがいいのだよ。
あぁ ・・・ 話がズレタ
微萌度:★★ ( 助教授という言い方はしなくなったから今は湯川準教授なのね。
火村さんよりは違和感ないか --笑 )
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容疑者Xの献身 2007/09/22~10/22
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