丘の家での日々が忘れられない ・・・サーカスでクマの着ぐるみを被って本物のクマの振りをしながら
芸を見せる少年ペピーノ
ある日 そんな生活に埋もれていくのが嫌になってサーカスを抜け出した
行く当てのないペピーノは丘に建つ家に入り込み一夜を過ごすのだが
その家には毛並みの黒いクマがいて ・・・少年がクマの毛皮を被っている状態を 本物のクマと思えるのか
などというのは一先ず措いといて ・・・
クマに化けたまま一夜を過ごした家で “ クロクマ ” と遭遇し、
クマ同士として共同生活を始める という展開だけ聞くと
軽いコメディ調かとも思えるのですが、結構真面目な作品。
人である自分とクマの自分 自己の存在のあり方に悩むペピーノ。
“ クロクマ ” との生活の後、修道院で過ごしながら想う友のこと。
ペピーノが本当に望んだ相手 ・・・
その後のペピーノがどこでどう生きていくのか
続編書いてくれてもいいよ な感じ。
“ クロクマ ” の正体について早い段階で想像がついてしまう解り易さなのは
児童書だから仕方がないか。
ってか こう書いただけでピンときちゃいますかね?
微萌度:
★★ ( 微萌と思わず手にした本。喜びひとしお v
丘の家を出て以降の展開が微萌を後押し。最初から読み返してまた楽し v )