妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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きろく

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蜻蛉始末

 光と影 可愛さ余って憎さ百倍 元へと戻って愛しさ千倍

蜻蛉始末 蜻蛉始末
北森 鴻 (2004/08)
文藝春秋

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幕末から明治にかけて 時代の裏波を乗り越え成り上がった政商・藤田傳三郎
贋札事件の犯人と名指しされ捉えられた時 傳三郎の脳裏に浮かんだのは
幼い頃から影のように寄り添っていた男・宇三郎の姿だった ・・・


明治12年に実際に起きた事件 “ 藤田組贋札事件 ” を題材に、
長州は萩で醸造商屋の息子として生まれ育った傳三郎と
使用人の子で いつも一緒に過ごしていた宇三郎の生き様を
高杉晋作や久坂玄瑞ら長州藩の勤皇派たちとの交流を交えて描いた作品。
( 京都でチラッと新八さんも出てくるよ )

一見愚鈍で皆から侮られ “ とんぼ ” と渾名される宇三郎が
傳三郎の後を追って京都に上り 「 実は・・・ 」 と真の姿を見せ始めた辺りから
どんどん暗い重みを持った微萌パワーが発揮されます(笑)
宇三郎ったら傳三郎のことを 「 危なっかしくて見ていられない 」 とか
「 そのままの傳さんでいてほしい 」 とか
初めて手にした高価な上質紙にまず書いてみたのは傳さんの顔だったり とか
とにかく宇三郎のベクトルは常に傳さんへ向かって。
傳さんが光で宇三郎は影 表と裏。
実際の立場でも気持ちの上でも主は傳三郎。宇三郎は従。
それが
長ずるに従って宇三郎の判断のほうが的確で強くなってくる。
でも立場はあくまで傳が主・宇三郎は従。
傳三郎が段々焦り始め、宇を疎んじる思いが強くなり
ついに二人は別れることになったりしながら でも ・・・
ラストは仰け反るほどに 二人一体です。
( 死に際に脳裏に妻子の姿を浮かべつつも口にしたのは傳さんの名前ってどうよ 

創造の人物が実在の人物と混ざり合い、
実際にあった出来事のように傳三郎に影響を残していく。
藤田傳三郎の話を読んだのは本書が始めてなのですが
きっと ちょっと間違った感じにインプットされちゃったんだろうな私。

微萌度:★★★ ( 傳さんはツンデレ )

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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