幼馴染もイイですが インテリ眼鏡の彼がとてもイイですもがき生きることに飽き疲れ ただ惰性で日々を消費していた荒井修は
ふらりと出かけた新宿で 幼馴染の須賀裕一の姿を見かける
しかし裕一は一月前に既に死んだはずだった
数日後の雨の夜 修の部屋の窓を叩く一人の老人
彼は自分を 「 幼馴染の須賀裕一だ 」 と言う
若い肉体を奪われてしまったのだ と
総ての謎を解く鍵は 一枚の古銭に ・・・・・・三十歳目前の今も 世間と上手く馴染めない
そんな似た者同士の幼馴染 修と裕一
長じてからは互いにそれほど親しく接していたわけでもないのだけど
いざという時 裕一が頼ったのは修でした。
裕一はずっとガリガリに痩せた身体で疎らな白髪頭の老人姿なんですが
甘え上手でちょっぴり女王様チックなマイペースぶりで
可愛らしさが滲みまくりです。
裕一のお蔭で恐ろしい事態に巻き込まれ 戦々恐々としている修も
なんだかんだと理屈を並べつつ 裕一の世話を見続けてやり。
この二人を見ているだけで充分アレなんですが
そこへもう一人
古物商店主の佐伯史章(ちょっと年上)登場
インテリ眼鏡の怜悧な眼差し 皮肉屋
この人の言動 何かとアレです。
修の暴挙によって呪いの連鎖に巻き込まれてしまった佐伯さんは
それでも積極的に謎解きに貢献してくれます。
恐怖心やら何やらにテンパッていた修は
佐伯さんの存在に 本人も自覚しつつ甘えてみたり。
佐伯さん曰く 「 修くんは愛妻家 」
「 家で待ってる裕一くんに内緒で会ってる二人は浮気 」
その表現に鼻白む修くんですが
後日 佐伯さんを紹介された裕一くんは
「 僕に内緒でこんな人に会ってたんだ 」 と本当に嫉妬しちゃったり。
椿の花 古墳の丹の色 銅鏡の輝き 揺らめく水銀
じとり と妖しい呪いの世界でニヤリ
微萌度:
★★★ ( 神主さんがコワイ 「 ヤオビクニを知っているかね!」 )