妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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きろく

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蛙の王さま、または忠実なハインリヒ

 実はメインはこの従者ハインリヒ

1812初版グリム童話〈上〉 (小学館文庫) 1812初版グリム童話〈上〉 (小学館文庫)
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蛙との約束を破ろうとするお姫さま
父王に約束不履行を叱られて嫌々ながら蛙を歓待するのだけど
蛙が 「ベッドに入れてくれ」 と言うのに ついに我慢の限界を超え
蛙を壁に叩きつけたら あら不思議 蛙は潰れずに 美しい王子さまに変身
蛙は実は王子さまが魔法で変えられた姿だったのでした
二人は結婚 めでたいな


巷で語り継がれる昔話を集めて本に纏めた 『 グリム童話 』
その中でいつも第一話に挙げられているのがこの 『 蛙の王さま 』
グリム童話は何度も改訂が重ねられていくうちに
ガラッと雰囲気が変わってしまった作品も少なくないようで。
この 『 蛙の 』 も初版時から時を経て、随分雰囲気が違っているうちの一つ。
よく知られているのは タイトルもシンプルに 『 蛙の王さま 』
でも このお話の素となった伝承は 『 鉄のハインリヒ 』 と伝わるお話だそうで。
グリム初版時も 『 蛙の王さま、または忠実なハインリヒ 』 と
ちゃんとハインリヒなる人物にスポットが中てられている。
お話の大筋は変わらないのですが 初版の最後、
唐突に登場するのがこの 従者ハインリヒ。
王子さまの忠実なる従者ハインリヒが
魔法から開放された王子を立派な馬車で迎えにくるのです。

このハインリヒは 王子さまを激愛しているとしか見えません。
「 王子が魔法で変えられたことに苦しみ、胸が張り裂けそうなので
それを押さえるために胸を鉄の箍で止めつけている 」 という無茶ぶり。
でね、その箍が “ 弾け跳ぶ ” のですよ
王子と姫を乗せて馬車を走らせているうちに
王子は魔法も解けて幸せになる というのに
ハインリヒの胸のたがは弾け跳ぶのです “ 外れる ” のではなく。

愛しい王子とその花嫁を乗せてハインリヒは何を想うのでしょう。

蛙だからと侮ってハナから騙す気満々の約束をしたり
訪ねてきた蛙をシカトしようとしたり
果ては殺意に満ちて蛙を壁に叩きつけるような姫だものなぁ

微萌度:★★★ ( 乾侑美子さん訳 最後の一行の 「 なぜって 」 は
とっても意味深だと思ふ )

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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