すべてを受け入れて愛してくれた人幽霊船から来た少年 (ハリネズミの本箱) / ブライアン ジェイクス伝説の幽霊船フライング・ダッチマン号
遠い昔この船が嵐の海で沈没し 幽霊船と成り果てた時
天使の救いによって逃れたのが もの言えぬ少年ネブと野良犬のデンだった
天使が彼らに与えた使命とは ・・・・・・登場時 ネブとデン だった少年と犬は
ベンとネッド と名を変えて長い長い旅を続けています。
『 海賊船の財宝 』 は シリーズの第二巻。
“ カリブの海賊の巻 ” に登場する海賊船船長・ラファエル・チューロンが
微萌の発火点でした。
波止場の居酒屋でのちょっとした騒動でベン少年と知り合ったチューロン船長は
以後 ベン少年を 「 おれのラッキーボーイ 」 と呼んで
犬のネッド共々自分の傍近くに置き、とても大切にするんですよ。
とても大切に。
ベンも 誰にも話さないと決めていた自分たちの秘密を船長にだけは話すのです。
彼ならこの不思議な運命を信じてくれるかもしれない と。
・・・ ネタバレ防止 あまり話しますまい。
なんしか 切なく悲しいです。
天使の指示で彷徨う運命のベンとネッドは
ある街で人探しの冒険をしたりもするんですが
すべてが終わったと思った後、再びチューロン船長絡みで感動の涙が!
第一巻の 『 幽霊船から来た少年 』 を呼んだ時点では
次々に襲い来る悲惨な運命とか 次々に繰り出される謎の暗号とか
それなりに面白くはあったのですが さほど高揚感もなく ・・・
いやぁ そこで投げ出さず 続けて読んでよかった 『 海賊船の財宝 』
この第二巻に辿り着く為ってことで 頑張って一巻目から読んでください。
急に 『 海賊船の・・・ 』 からだとちょっと 「?」 な所もあると思いますので。
微萌度:
★★★★ ( チューロン船長がベンをボートに抱えて下ろす前に
短く噛み付くようなチューをした幻が見えました )