微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

殺人行者

 一刻も君を忘れ得なかった 

村山槐多耽美怪奇全集―伝奇ノ匣〈4〉 村山槐多耽美怪奇全集―伝奇ノ匣〈4〉
村山 槐多 (2002/11)
学習研究社

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戸田元吉が新妻と避暑に訪れた信濃山中の別荘。
その山中で遭遇した恐怖
死を覚悟した彼の前に現れた人物は ・・・・・・


短編です。
なので内容にはあまり触れずにおきまする。
“ 学生時代の特別な友人 ” が鍵です。
長く音信が途絶えていた二人。
元吉は既に妻を娶り、相手の青年は××××になっていて ・・・・・・ で
××××の彼が×××の力を使って元吉自身に妻を××させる なんて
ちょっと淫靡な心理やらがあり〜の、
その他も元吉さんは幻惑されっぱなし。
甘いお話ではないです。 ドロドロな想いがイイですよ。

槐多氏は その短い人生の中で 詩・俳句・小説・戯曲・絵画と
いろんな形で表現し続けた人物。
彼自身 少年時代に年下の少年に恋心を抱いていたそうで
そういう想いを込めた作品も多々。
あの乱歩先生も 槐多氏の絵画を所有してらしたそうで
その 『 二人の少年を描いた作品 』 が大のお気に入りだったとか ・・・

微萌度:★★★ ( 気の毒なのは妻 )
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