妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

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きろく

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帰らざる夏

 念友

帰らざる夏 (講談社文芸文庫) 帰らざる夏 (講談社文芸文庫)
加賀 乙彦 (1993/08)
講談社

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第二次大戦も末期。 周りの大人たちに流されるままに 
将校になるべく幼年学校へと入学する省治。
「 陛下の為に死ぬ 」 ことだけを教えられ、自らもそれを疑わない少年たち。
ある日突然 敗戦の報に接した彼らは 省治の心は ・・・・・・


とてもとても ズンとくる作品。 重いです。
陸軍将校を育てる幼年学校を舞台に
三学年の少年たちが懸命に生きています。 死 を想いながら。

終盤、伊耶野少佐が 血を吐くように語る言葉が重く響きます。

何故、かの人は御裏切り遊ばしたのか 
二二六の将校たちが逆賊と断罪された事件
その後の日本の辿った 戦いにまみれた行動
かの人の言葉で始まったはずの大戦
だからこそ身命を惜しまず 散っていった沢山の人々
それなのに あのお言葉は ・・・・・・
もう一度 我らを御裏切り賜うのか

省治の思いとは違って かの人 は自害などなさらなかった。それは歴史の示す事実。
その未来の事実は 先輩の源さんにはよく判っていたのかもしれない。
だから “ むかっ腹 ”
(思えば実際 かの人 は『武士』じゃないですものね。武士道というものをどう感じて どう思っておられたのでしょう)

彼らは、省治と源さんのような少年・青年たちは
あの当時でいうところの 「 大和魂 」 が一等純化された存在だったのかもしれない。
微萌としても 一級品の本書。
必読書です。

微萌度:★★★★ ( 執筆された当時は まだ今より遥かに かの人 の存在へ想い入れが強かったろう時代。作者氏 色々言われたんだろうなぁ )

テーマ : 腐女子的読書感想
ジャンル : 本・雑誌

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