ヒューマノイド・ロボットのジャスペロダス と
その友人クリー・インウィング少佐(人間)ロボットの魂 (創元SF文庫) / バリントン・J. ベイリーロボット師の老夫婦が 「 自分たちの息子になれ 」 との想いで造った
ロボット・ジャスペロダス。
彼には 目覚めた瞬間から自由意志が存在していた。
『 造られたもの 』 であるロボットの思う事は
単にプログラミングされたものでしかないのか
それとも ロボットにも個人の “ 意識 ” は存在するのか、
その答えを求め 旅立ったジャスペロダスは ・・・・・・悩めるロボットです。
造られた存在であるロボットに
本当の意味での “ 意識 ” というものは存在するのか。
自分(ジャスペロダス)の持つ これ は意識ではないのか?
その答えを求め 旅するジャスペロダスなんですが
彼の行動力のお蔭で 本当に沢山の人たちが多大な被害を蒙っていくのです。
そもそも 「 息子として 」 自分を造った老夫婦の許から
3ページ目でもう飛び出して行っちゃってますから。一言も口聞かないで。
その後 国家がアレしちゃうわ 人もロボットもアレになっちゃうわ
もの凄いです。
で そんな大騒動の最中に、ジャスペロダスの親友となる男クリー・インウィング登場。
元将校・中年・独身・義に篤い
そして 人生諸々裏目に出るタイプ×
ジャスペロダスにとって ちょっと特別な存在となる唯一の人間。
この人だけはお気に入り、ロボット仲間なんかよりずっと信用しています。
クリーもジャスペロダスを 一個人 として扱ってるし。
こういう いい男ほど人生上手くい ・・・・・・・ あぁ×
続編に
光のロボット があります。
『 ロボットの魂 』 からなんと10年近く経ってから書かれた続編だそうな。
ジャスペロダスと肩を並べる頭脳・知性を持ったロボット ガーガン登場。
このガーガンがまた ジャスペロダスに激しく執着してみせます。
一方通行気味ですけど。
ガーガン曰く ジャスペロダスは 「 人好きのする 」 奴だそうで。
微萌度:
★★★ ( “ジャスペロダスの意識” については少々強引な説明 というか
肝心なところをウヤムヤにされた感が残りますが面白かったからいいや )