微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

どろぼうの神さま

微萌な登場人物 ・・・ 探偵・ヴィクトール と “ どろぼうの神さま ” スキピオ
            プロスパーとボー兄弟 ( 兄の弟激愛ぶり )


表紙が素敵
コルネーリア・フンケ著 【 どろぼうの神さま 】

孤児となってしまった兄弟、12歳のプロスパーと5歳のボーは
ふたりを引き離そうとする伯母夫婦から逃れて ヴェネツィアへとやってきた。
そこで 自分たちと同じように大人から逃れて暮す少年少女たちと出会い、
彼らのリーダー格の少年・スキピオが運んでくる 盗品 を売って生活の糧としていた。
スキピオは “ どろぼうの神さま ” と名乗る盗賊だと言うのだが ・・・・・


プロスパーが弟のボーを想う気持ちは半端じゃありません。
確かに兄弟引き離されるのは辛いだろうし、
伯母さん夫妻は決していい人間ではないけれど 
そんなこととは関係なしでも プロスパーはボーを激愛してやまないと思われ。
始終 「 ボー ボー 」 言ってます。
弟がスキピオに対して 憧れにも似た感情で懐く姿にさえ嫉妬する兄。
常に弟を自分の傍に囲いたがります。ボーが嫌がっていても強引です。
私は ボーくんの性格とか幼い行動があまり好きじゃなかったので
プロスパーの激愛ぶりは しっくり来なかったんですが ・・・・・

それよりも ヴィクトールさんとスキピオくん がガッツリ。
482ページからが一番 ( 私の ) テンションが上がりました。
こういうお話で 「 味方となる大人 」 として男女二人が登場すれば
その二人がくっつくのが何となくのお決まり と思ってたんですが ・・・・・
いやぁ いい落ち着き所です。
ネタばれするんで多くは語りませんが
スキピオの “ 天才的な考え ” に3つ!

微萌度:★★★ ( 子供たちの境遇と成長を描く苦労もの かと思いきや
唐突に 魔法きらめくファンタジー。 )
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