パトリック・レドモンド著 【 霊応ゲーム 】
『 リチャードの腕はまだジョナサンの肩にまわされていた。 守るように。
独り占めするように。 』1954年のノーフォーク州。
全寮制のパブリックスクールで起こった多数の死。
ゲーム と称される秘密の儀式。
恐るべき少年の思念が、人々の秘密を暴きたて 死に追いやったのか ・・・・・この作品も有名処ですね。
直球気味なんで 「微萌を探す」 という当ブログの趣旨からはまたハズレていますが×
ゴシック・スリラー と銘打たれていますが
スリラーというより ホラー なんじゃ・・・・ と思うくらい
インパクトがっつりな恐ろしさです。
初出の時点では 端整な顔立ちの孤高の少年・リチャードが
ページが進むにつれ まぁ 怖いこわい。
どんどん怖くなるリチャードとは逆に
初出時は頼りなく歯がゆいばかりの少年・ジョナサンが
リチャードと二個イチになってから どんどん可愛いイメージが強くなる。
庇護される少年 という位置が 可愛くさせるんでしょうかね。
“ 友達 ” という存在への執着心や依存心。
過剰すぎると恐ろしいものだけど 誰しも多少は心当たりがある感情だろうものだけに
ズシリと怖さが堪えます。
微萌度:
★★★ ( ポールの死が悲しい。この部分だけでも一作品成立しますね )