たつみや 章著 【 水の伝説 】
『 「 もう、いいからっ きみが死んじゃうっ 」 さけんだぼくに
龍雄くんは息苦しさにゆがめた顔で、にっと笑った。 「 ばっか 」 』東京の小学校で仲間はずれになってしまい、学校へ行けなくなってしまった光太郎。
山村留学してきた白水村で カッパらしき生き物を助けた光太郎は
カッパの思い違いで龍神の花嫁にされてしまい ・・・・・小柄で細っこくて色白の光太郎は 少女と言っても通用する可愛らしい少年。
白水村での寄宿先の家の子の龍雄くんは 同じ小6でも背が高く 活発で男らしいタイプ。
兄弟のように仲良くなった彼らの絡みっぷりが とってもヨシ!です。
光太郎くんったら 龍雄くんの肩におでこを預けた格好で 泣きそうになってたり
中学生になった龍雄くんの姿を想像して 「 学ラン似あう 」 なんて想ってたり。
“ 祭で共に舞う ” なんて 王道ですよ。
かなり 直球の告白大会もしてくれるし。
「 一緒に死んでもいい 」 なんてあんた達 ・・・・・ ふふん♪
何かと可哀想な龍神さま とか 山姫さまの悲痛な舞とか
おじいちゃんとかおばあちゃんとか ジーンとくるシーンもいっぱい。
神さま三部作と銘打ってのファンタジー三部作のひとつ。
三部作、微萌目線で楽しめるもの順としては
水の伝説 ← ぼくの稲荷山戦記 ← 夜の神話 でしょうか。
自然と人との関係について訴えるものがある各お話ですが
説教くさいものではなく 児童書だけにササッと読めますので
三冊まとめて いかがでしょう。
微萌度:
★★★★ ( 中盤から怒涛の “ 龍雄・光太郎もの ”
布団蒸しごっこって ちょっとニヤリ )