O・ワイルド著 【 ドリアン・グレイの肖像 】
『 ぼくの芸術にともかくも魅力を与えてくれたひとりの人間を
ぼくから奪うような真似はしてくれるな・・・・・ 』純粋な美しさに溢れた青年ドリアン・グレイは
ヘンリー卿との出会いによって快楽に溺れることを覚え、悪徳の日々に堕落していく。
彼が犯した罪悪は そのまま若き日のドリアンの肖像画に写しとられ、
絵のなかのドリアンは醜く老い、変貌してゆき・・・・・O・ワイルドといえば これは外せないかと。
若さと美しさに溢れた青年 ドリアン・グレイ と
彼に影響を受け 心酔する画家 バジル・ホールウォード。
この二人の友情(以上)の親密な関係へ割って入ってきた
バジルの友人・ヘンリー・ウォットン卿とドリアンとの微妙でスリリングな関係。
行間に 溢れています。いろんなものが。
手に手をとって夜会へ繰り出すヘンリーとドリアン。
ドリアンの肖像画を置いたアトリエに残るバジル。
バジルは言う 「 僕は残るよ、
本物のドリアン と共に 」
すっごい意味深で象徴的な場面。二章です。
微萌度:
★★★ ( 昔 麗しのヴィスコンティ俳優ヘルムート・バーガー氏主演で
映画化されたはず。 ヴィスコンティ作品ではなかったですが
愛しのヘルムートさまの映画だから ものっそい観たいのだけど
如何せん古いし ちとマイナー。どうやったら観られるだろう・・・ )