森 絵都著 【 子供は眠る 】
『 すうっと右手をさしだしたので、反射的にぼくも右手をだすと、
その手をパシャリとやられ、おまけにほおをつねられた 』毎年夏休みの恒例行事、
親戚の少年たち5人だけでの二週間の海辺の別荘生活。
別荘の持ち主 ( の息子 ) の章くんの仕切りで過ごす、
まるで合宿のような楽しい日々。
夜毎の 退屈なクラシックレコード鑑賞会で眠りこけるのも例年通り。
でも今年は何故か 章くんの仕切りっぷりが気に障って仕方なくなって・・・・・今月号の “ ダヴィンチ ” で解体されてる森 絵都さんの本
三つの短編が収められている 【 アーモンド入りチョコレートのワルツ 】 より。
少年たちの区切りの ひと夏。
章くんに対する、他の少年たちの 本音やそれを隠した行動態度に
「 子供らしさがないんだよっ! 」 とイライラ ムカッ腹が立ったりもしますが
ある程度の年齢になった子供なんて
そんなに純でも綺麗な心情でもないもんなぁ。
恭くんは 少し素敵な一区切りができたようで それが救いかしら。
微萌度:
★ ( 三つ目の短編 “ アーモンド入り・・・ ” の
サティおじさんみたいな外人、身近にいます。いい人だけど迷惑者でもある・・・汗 )