ヨハンナ・シニサロ著 【 天使は森へ消えた 】
『 それを欲しいとすぐに思った 』カテゴリーを いちお文芸としましたが
この作品は作家さん曰く 「 社会幻想小説 」 だそうです。う〜ん
フィンランドの古い伝承に登場する妖精 ( 悪魔 ) のトロールが
科学的に哺乳動物 “ ベイッコ種 ” として認知されている という設定の世界。
ある夜、美貌のグラフィックデザイナー・ミカエル青年が
路上でベイッコの仔を拾ったことから 悲劇が動き始める・・・・・
トロールというと どうしてもムーミンを思い出してしまうのですが
この ベイッコ は あれとは全く違う姿です。
人間によく似た姿をしていて 二足歩行をします。
その全身は黒い体毛に覆われ 手足には鋭く長い爪を持ち
大人になると体長2メートルにも達するそうで。
伝説では 悪魔 とみなされることも多く、
ミカエル青年が フィンランド語で天使の意の エンケリ と呼ばれていることは
ちょっとした意味を含ませているのでしょう。
で このミカエル青年が心惹かれているのが 広告代理店のエリート青年 マルテス。
このマルテスが ちょっと嫌なやつで・・・・・
だから って訳でもないですが ミカエル青年、
拾ったベイッコ ( 少年体 ) に のめり込んで
エライ目に遭っちゃうんですな、これが。
微萌度:
☆ ( ★一個に満たず といった感じで。 読後感もあまりヨロシイものじゃないです。 )