微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

赤い館の秘密

A・A・ミルン著 【 赤い館の秘密 】

オンライン書店ビーケーワン:乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10 8

『 ビルの何かが、おそらく若さと清新さが、アントニーをひきつけた。 』

“ 赤い屋敷 ” で起きた殺人事件。
偶然 死体発見者の一人となったアントニーは
屋敷に客として滞在中だった友人ビルと共に犯人探しをする事になるのだが・・・・・

“ くまのプーさん ” の作者として有名なA・A・ミルンの手になる長編推理小説。
正直 途中でオチが読めちゃうような事件ですが
素人探偵のアントニーと相棒ビルの会話がなんとも好い感じで退屈しません。

お金に困らないという羨ましい身分のアントニーは 見聞を広める という名目で
いろんな土地でいろんな職に就いて人間観察をしてまわっています。
煙草屋で働いていた時、客としてやって来たビル・エヴァンスを一目で気に入ってしまい、
その後レストランで偶然に再会したので歯止めが利かなくなり
共通の友人を介して 改めて知り合う機会を作ってしまう という風で
アントニーは激しくビルに入れ込んでます。
今回の事件に巻き込まれたのも ビルが屋敷に滞在中だと偶々知ったので
アポなしで逢いに行っちゃったからという・・・・・
ビルの方も 年上の一風変わったお兄さん という感じで
アントニーのことが大好きです。

読んでいて想像するに 二人の距離はいつもかなり近いようで。
腕や肩を掴んでたり ベンチで隣に座ったり 顔寄せて話したり・・・
主にアントニーの方が寄っていくパターンです。微笑ましい心地です。

微萌度:★★★★ ( 二人の ホームズ・ワトソンごっこ な探偵ぶりが
コレ一冊なんてほんと もったいない )
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