アストリッド・リンドグレーン著 【 はるかな国の兄弟 】
『 ヨナタンはぼくの頬からなにかを・・・
涙かなにかを、人差し指でふきとっていいました。 』やさしく強く、心も見目も美しい兄 ヨナタン
病でほとんど寝たきりで 走ることの出来ない足をもつ弟 カール
地球じゃない、遥か彼方にある国 ナンギヤラ に旅立った二人。
平安であるはずのナンギヤラで巻き起こった戦いに立ち向かう兄ヨナタン。
邪悪な男と恐ろしい怪物に 彼らは勝利できるのか・・・・・
とにかく
もう許して ってくらいにベタベタの兄弟。
王子さまのような兄に憧れて憧れて あこがれまくりの弟カール
それ以上に 弟が大事で大事で だいじで仕方ない兄ヨナタン。
母子家庭なんですが お母さんはなんとなく置いてけぼり。
もう 兄さん兄さん・・・・・ カールカール・・・・・
ヨナタンはカールのことを クッキー と呼ぶのですが
「 どうして僕をクッキーと呼ぶのか? 」 というカールの問いに
ヨナタン曰く、
「 それは僕がとてもクッキーが好きで、
なかでも、きみみたいなクッキーが好きだからだよ。 」
って
答えになってないし。
つまりは クッキーみたいに甘くて、食べちゃいたいくらい可愛い君 ってことね。
愛しい恋人を ハニー とかって呼ぶアレとおんなじね。
ナンギヤラ などと ちょっぴり笑いを誘う音の名前の世界ですが
お話自体は思いのほか暗い というか切なめというか・・・ です。
微萌度:
★★★ ( 結局いつまでも、本当にいつまでも苦労は絶えないものらしい。
ちょっとテンション下がる思い・・・・ )