ドロシー・L・セイヤーズ著 【 毒を食らわば 】
『 心から慕っているとしか思えなくて、
いえバンターがピーターをですよ、逆もほんとですけど・・・ 』“ピーター卿シリーズ”の長編第5作目 “毒を食らわば”。
5作目ともなればピーターとバンターはすでに
安定期の恋人同士のような
余裕たっぷりの仲睦まじさでございます。
上記の台詞はピーターの母君のお言葉。
二人の仲は母も認めるところなのですね。
さて 本書から
『 ピーターが恋をして 結婚したいとまで考えてしまう女性 』 が
登場いたします。
シリーズものを読んでいて 偶にあるのが、
『 お気に入りのコンビ(カップル)がいるから読み続けていたのに
途中から“彼女”が登場したり結婚したりして
お気に入りコンビ(カップル)の間柄が疎遠になっていく 』
という悲しいパターン。
シリーズ1作目から惚れこんで読み続けたのに途中から萌え心に水刺されたりしたら堪らない。
ではピーターはどうだろうというと・・・・・
確かにピーター、彼女に惚れた!と猛烈アタック状態です。
ですが しかし。
この後ピーターが彼女と結婚しても子供が出来ても何しても
あの主従は
お守り光線(byバンター)と甘えんぼ攻撃(byピーター)で
みっちり繋がっていてくれますよ。
ってか ピーター自身がバンターいないと駄目だから。
いっそ 彼女のほうが二人の仲良さを妬けばいい なんて
妄想できるほどなので安心です。
微萌度:
★★ (ピーが彼女を必死で口説いてるのでやっぱりちょっとマイナスで)