微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

今年も一年ありがとうございました!

年明けを前にして 「 来年は大凶 」 という卦を聞かされ苦笑いのきろくです。
転じて大吉まで運勢をハネッかえらせてやる の心意気で新年を迎えたいと思います。

今年も残りあと僅か。きろく個人としては本当に色々な事があった一年でした。
特に下半期には衝撃と共に 生きている今一瞬一瞬の大切さ を考えさせられました。
大事に大事に時間を過ごしていかなくちゃいけないな と。
凹んだ事も多々ありましたが そんな時 「 このblogをやっててよかった 」 としみじみ。
訪問してくださった皆様ほんとにありがとう!
どこかでどなたかが同じツボでニヤリとしておられるのね と思うとモリモリ元気が湧いてきます。
毎日の拍手や嬉しい楽しいニヤリなコメントにも喜びとウキウキをいただきました。
感謝いっぱい!ですv
年頭に掲げた 「 ボキャブラリー豊富に 」 という目標は果たせずじまい×
来年に持ち越しです。微妙なニヤリも表現できるようになりたいものです。
と もう新年の決意のようなことを言って気の早い(苦笑)
残り数時間の2008年を楽しまなくちゃ♪
皆様も今年を余すところなく楽しんで、新しい年を爽やかにお迎えください。
よいお年を!

2008年ガッツリ楽しんだ作品
采配のゆくえ
B001DLUR08

サイコーv
[ 2008/12/31 20:13 ] ご挨拶・ご報告 | TB(0) | CM(0)

年末はやっぱり乱歩

2008年もあと少し。
例年に洩れず やたらと乱歩作品を欲している年末。また乱歩漬けの私です。
何でこの時期になると読みたくなるんだろ。

今年はじわじわと乱歩の波がざわめいてた年でしたね。
岩波文庫からも乱歩短篇集が出たし、映画 『 K−20 』 も公開中だし ・・・
(しかし何で今映画化なんでしょ?北村想氏の原作って20年くらい前ですよね )
別冊宝島の 『 僕たちの好きな怪人二十面相 』 は1冊がっつり二十面相!
僕たちの好きな怪人二十面相 [別冊宝島] (別冊宝島 1587)
4796667571

「 二十面相と江戸川乱歩の正体を巡る7つのキーワード 」 って
“ 乱歩の正体 ” まで探っちゃいますか (笑)
映画に乗っかった企画本なんだろなぁと思いつつ興味津々。
買うかどうかは書店で中をチラ見してからってことでペンディング。

さて 今夜堪能した乱歩作品は二十面相ものではなく、
乱歩最高傑作といわれる 『 押絵と旅する男 』
この作品の好きポイントは お七に魅せられた兄と共に在り続ける “ 弟 ”
弟くんの尽きせぬ “ 兄思い ” っぷりが堪らぬ魅力です v

江戸川乱歩短篇集 (岩波文庫)
千葉 俊二
4003118111

乱歩の世界の取っ掛かりに最適なチョイスが成された短篇集だと♪
『 二銭銅貨 』 に始まって全12篇収録。

神曲 <地獄篇>

神曲 地獄篇 (河出文庫) (河出文庫)
平川 祐弘
4309463118


クリスマスの今日にこの作品ってのは合ってるんだか捻くれた選択なんだか(笑)
“ 地獄篇 ” ってのは ちょっとアレかな(汗)
でも私まだ地獄篇しか読んだことないんです。煉獄篇と天国篇は何となく未読のまま ・・・
河出文庫版の煉獄篇が1月に出るので読んでみようかな。

イタリア文学最大の古典 難解な作品 とも言われる 『 神曲 』 ですが
正しい読み解き方 とか 真摯な受け止め方 はひとまず置いといて (ごめんなさい)
なんとなく むふv としてしまう素敵っぷりを堪能してみました。

地獄篇は文字通り ダンテの地獄めぐりが描かれています。
中世キリスト教の世界観における 神への正しい対し方 に背いた人々が
永遠に閉じ込められる地獄界。
地獄の入り口(辺境)ではホメロスやオウィディウスなどダンテの尊敬する詩聖たちと出逢い、
底へと進む道中にも、歴史上の人物たちやダンテの知人らが責め苦に苛まれる姿を見かける。
(マホメっトもいたりする。当然ながら “ダンテの想う宗教観” で形成されている作品ですから)
そして地獄篇の最後は 魔王ルシフェルの身体を伝って地球の反対側へ降り立つのです。

これらの旅を、ダンテはウェルギリウスという偉大なる詩人の先導で進むのですが
この2人を見てるのが なかなか楽しいのですよ。
ローマ時代の偉大なる詩人であるウェルギリウス。ダンテは彼を尊敬しています。
「 ウェルギリウス先生 」 と呼び、子が親に縋るように必死についていきます。
ウェルギリウスも 父性とも母性とも思える愛情をもってダンテを導きます。
実際にダンテをひょいと抱きかかえて進むこともしばしばです。
こう言っちゃ何ですが この2人微笑ましいです。イイ感じです。

もの凄い邪道読みです。解っちゃいるけど2人の出逢いからして擽られるものがあるんですもの。
妙な角度からでも古典に触れるキッカケになるなら それもヨシってことで ・・・ どうでしょう?
[ 2008/12/25 16:08 ] 古典・名作・社会派 | TB(0) | CM(0)

鬼灯先生がふたりいる!?

鬼灯先生がふたりいる!?―内科・オバケ科ホオズキ医院 (おはなしフレンズ!)
富安 陽子
4591105865


“ 極普通 ” の小学生 峰岸恭平が
オバケ科専門医の鬼灯京十郎に助手扱いされて妖怪絡みの騒動に巻き込まれる
『 内科・オバケ科・ホオズキ医院 』 シリーズの4作目。
鬼灯先生と恭平くんは相変わらず イイ♪コンビ です。

ある日、恭平くんが目にした マジック・ショー のポスター。
そこには 「 マジシャン・ミスターJ 」 と紹介された鬼灯先生の姿が!
シルクハットに黒マントを身に纏った鬼灯先生 ・・・ いったいどうゆうこと!?


タイトルもズバリ 『 鬼灯先生がふたりいる!? 』 ということで
医者であるはずの鬼灯先生 と マジシャン・ミスターJ
“ 2人の鬼灯先生が存在している謎 ” を追っての展開 かと思いきや
この謎については もくじ を見てしまった時点でネタバレしちゃってます(笑)
メインの謎は他にありました。
恭平くん やっぱり鬼灯先生に振り回されてます。まったく可愛いコンビだなぁ♪
そうやっていつまでも楽しくジャレあってるがいいさ!

恭平くんももう小6。シリーズが快調に続けば近いうちに中学生にもなるんだろう。
不思議な大人・鬼灯先生と青年期へ近づいていく恭平少年の物語。
がっつり長編で読ませてもらいたいほどの妙な期待感が沸々 ・・・

とらねこさん おはいんなさい。

とらねこさんおはいんなさい。
山脇 恭
4032322902


絵本です。猫です。シリーズ3作目になります。
( 注:1作目に続いて今回も強引な思い込み目線で楽しんでおります )

茶トラ猫のとらくんが黒猫のくろくんと楽しく なわとび遊び をしています。
「 おはいんなさい 」 「 ありがとうv 」 と2人の世界を満喫していたのですが
そこへ突然現れたのがシャム猫のシャムちゃん。
「 シャムねこさんも入ります♪ 」 と無理やり入ってきたのです。
文字通り “ 2人の世界へ割ってはいる女(雌猫) ”
怒るとらくん。 言い返すシャムさん。 皆で遊べばいいじゃんと思ってるくろくん。
今回もまた トライアングル。
結局シャムさんに くろくんをとられちゃった とらくん。
さて どうなるの ・・・?

フィルター内臓eyeで見ると
『 意地っ張りな男と強引な女 → 鈍感なのか知ってて知らぬ顔をしてるのか読めない男 』
の1コマのように見えてくる ・・・ 見ようとしたら見えてくる!
ということで またまた どんどん妄想が一人歩き(笑)
くろくんの態度が小憎らしく見えてきたらシメタものです。

シリーズ1作目の感想もやっぱり ・・・→ 『 おへんじください 』

采配のゆくえ

采配のゆくえ
B001DLUR08

自分焦らしプレイも限界。とうとう采配終わってしまいました。
いやぁ〜面白うございましたv
ゲームをし終わった というよりも 「 ええもん観た 読んだv 」 という気分。
小説版とか出されたら きっと買うぞ私。

なんしか よく泣きました。
4話まで進んだ頃には ぼろぼろ泣きながらプレイしてましたよ。
あのみったんが 皆の想いをひとつ に采配振ってるよ!なんて皮肉なIF(涙)

みったんまで結局史実どおりに・・・ なんて悲しい展開でなくてよかったです。
左近の時も刑部の時もどれほど凹んだことか。
その後、事ある毎に刑部からの書状を “ 使用 ” して眺めたもんですよ。
( 淀殿にまで刑部の書状を見せてヒカレタよ )
豊久もあそこであの白い歯はズルイよ。涙さらに倍でしたよ。
それにしても 彼にはなんであんなに嫌われてたんだろう ・・・

軽い笑いあり おやじギャグあり 涙あり 感動あり ほんとに面白かったv
うめだいふく可愛かった。オニぼんたん重そうだった。
女性陣が皆よかった。殿のお相手はオリキャラで纏めてくる辺りもうまいな。
( 私はたまきバージョンが好みだ )
ガラシャさまは美しさ、リアクションの面白さ、百合、諸々最高。
哀しく怖い淀殿の件と合わせてナイスなIFネタだったな。
舞兵庫が その他大勢キャラ の顔だったのがちょっと残念だ。
高虎かなりご贔屓されてたな(笑)うん格好よかったです。
リアクションで 王都楼真悟 になってたけど(笑)
それにしても 禁断の伝説ネタできたか。“ 家康に×××しまった西軍 ”
もの凄い嬉しかったけど 同時にちょっと切なくもあった な ・・・ 

うあ〜 プレイ中ツッコミ所いっぱいだったのに変に興奮状態なんで纏められなひ×
メモとっとけばよかったッ。こまめに感想UPすればよかったッ。
とにかく
満足v な IF関ヶ原 でした。
関ヶ原ウォーランドに行きたくなっちゃった♪
そういえば去年の佐和山登山も今頃だったか ・・・ 寒い時期にばかり何故×

トラックバックさせていただきました。
まるひげさまのBLOG へたれの戯言〜ひとりよがり風味〜
[ 2008/12/16 17:39 ] 本 以外 | TB(0) | CM(2)

時を巡る肖像 −絵画修復士御倉瞬介の推理−

時を巡る肖像 (ジョイ・ノベルス) (ジョイ・ノベルス)
柄刀 一
4408505013


フリーの絵画修復士・御倉瞬介が
絵画越しに垣間見える 人の想い を手掛かりに事件の謎を解き明かす


短編7編収録。
ピカソやフェルメール、モネ、安井曾太郎などの絵画と殺人事件が絡み合い、
淡々とした中にも画家の執念、絵画を愛する人の強い念が静かに燃えています。
事件の解決に際して絵画がちゃんと大事な役を担っている。
置いてけぼりになっていないのがいいです。

主人公はフリーの絵画修復士 中年のおじさん。
今は亡きイタリア人の妻との間に授かった1人息子を男手ひとつで育てています。
この息子が愛らしいです。しっかりした良い子です。
お父さんは仕事で家を空けることもある環境ですから
そういう時に家内を任せられる人が必要だな。
ということで
この家庭には “ 家政夫さん ” がついているのです。

家政夫さん ・・・ その人の名は 加護祥斎。
厳つい名前です。
ボディーガードですか?というくらいゴッツク逞しい男です。
大きな身体にエプロンつけて 料理は結構うまいらしい。
瞬介の仕事のことも その性格もよく理解している何かと頼れる家政夫さん。
なぜ祥斎さんは家政夫業をしているのか。御倉家とはどういう縁でこうなったのか。
この短編集では まったく解りません。
絵画修復士ものはシリーズで続編として
『 黄昏たゆたい美術館 』 という短編集が出ているので そちらで何か解るのか?
この続編、私はうっかり未読です。年末年始のまったり中に読もうかな。

聖女の救済

聖女の救済
東野 圭吾
4163276106


男が自宅内で毒殺された。発見者は浮気相手。
離婚を切り出されていた妻はその時北海道にいた。
美しい未亡人・綾音に心惹かれる草薙刑事。 綾音に疑惑の眼を向ける内海刑事。
犯人は誰なのか? 殺害の方法は? 湯川が推理した真相とは ・・・


2006年から雑誌連載されていた長編。
ドラマ放映前からの作品なので草薙さんが 「 安心感を与える顔 」 のままです。
せめて原作の草薙さんは いつもそうであってほしいですよ。

“ 愛 ” はいろんな想いをかきたてるものだね という作品でしたね。
「 愛すればこそ 」 人を死に追いやり、裏切りもし、思いやりもする。
愛というものが解らない男はトットと死んでいる。
この被害者はほんとに酷い野郎だよ と思うし、
そういう意見もいくつかのレビューで拝見しました。皆そう感じるんだね。
でもね、タイムリミットとか言って人を踏みにじるまではいかなくても
同じような思考を持ってる人って現実に沢山いるんだな と。
思い出したのは 同性婚を巡る発言でした。
子供が出来ない婚姻なんて最初から破綻してる等々 の意見が沢山あって
それを見た時には腹立たしさ爆発したものでしたが これは脱線気味な話なのでここまでに ・・・


草薙さんの恋心を内海刑事から聞かされた湯川さんの反応がちょっと嬉しかったです。
内海刑事に対して ちょいちょい 「 草薙に聞かせたいね 」 などと言うのが嬉しいです。
湯川さんと草薙さんの関係は こんな感じの仲良しでいてくれるのが一番いいや。

この作品での湯川さん草薙さん内海さん3人の距離感は好ましかったな。
トリックが明らかになった時に効いてくるタイトル ってのも素敵でした。
湯川さんに 「 これは完全犯罪だ 」 と言わしめたトリックを暴いたのは
草薙さんの想いがさせた行動だった ってのが切ないです。
謎解きやトリックの難解さ というものを期待するのでなく、人々の想いを味わいたいミステリ。

ガリレオの苦悩

TVドラマで大当たりした勢いに乗っかって いっぺんに2冊出しちゃったよ文○春秋。
その2冊とも読んじゃったよ原作スキーの私 (笑)
では順に 思ったこと感じたこと。

ガリレオの苦悩
東野 圭吾
4163276203


2006年に発表された短編1つ と
2008年に雑誌掲載された短編3つ と 書き下ろしが1つ 計5話収録。

ドラマで大ピックアップされた 新人刑事・内海薫 初登場の作品が1話目。
彼女、どうも好きになれないタイプなんです。
今後ず〜っと彼女が登場するんだなぁと思うと なんかツマンナイというか嫌ね というか。
そういう人物が出てきただけでも少々気分は引き気味だったんですけど ・・・
なんか ・・・ 皆 キャラ変わってないすか?
湯川さんが美形キャラっぽくなってる気がする ・・・
草薙さんから軽薄な雰囲気が漂ってくる気がする ・・・
湯川さんが 「 面白い 」 って言った!
「 面白い 」 ってのはドラマ湯川のお決まり台詞なんだそうで ・・・
原作のほうがドラマに寄っていってる感じじゃないの?と思ってしまいました。
ドラマについては私自身は観たことなく、友人の話からイメージしてのことなんで
はっきりしたことが言えるわけではないですが ・・・

容疑者Xの事件の後、湯川さんと草薙さんがなんとなく疎遠になっている という設定は
寂しくはあるけど そうなっちゃうかなぁ と思う。
それを補完する役割も担って内海薫が登場したのも自然に感じる。
湯川さんに話を持ち込む役目が 旧友の男 から 最近知り合った女性刑事 に変わったのだから
湯川さんの態度 雰囲気が変わるのも当然だろう。 それを キャラ変わった と感じたのか?
そう思ってみたけれど ・・・ いや〜 なんか×

事件の謎とか科学の目線のこととか
作品についての感想もあるんだけど あるはずなんだけど
これまでの主要人物2人の雰囲気に 「 あれ?」 を感じちゃったショックが今一番大きいです。
間をおいて 改めて読み直したほうがよさそうだ な1冊。

しつこく采配中

今、4話でモリモリ落涙中。 豊久〜ッ(涙)
このゲームをこれだけ引っ張ってプレイし続けるのも
我ながらなんて遅い ちょっと凄いと思わなくもない(笑) 
「 はい 」「 いいえ 」 などの反応選択場面で 「 こっちじゃないよね 」 と思う方を選んで
案の定 間違っていた場合でも 「 そうじゃないでしょ! 」 って叱られて後
もう一度選択し直させてくれることが多いって分かったもんだから
『 間違い選択してNG会話を見てから進む 』 という牛歩プレイをしてました。
でも まるひげ様のblog で ガイドブックの素敵っぷり v を拝読したので
「 これを買えばいいのよ☆ 」 と牛歩プレイは取り止め。
今後はもうちょっとサクサク進めようと思いまする。
[ 2008/12/06 10:31 ] ご挨拶・ご報告 | TB(0) | CM(0)

徒然王子 第一部

徒然王子 第一部
島田 雅彦
4022505125


溯れば神代の時代まで辿りつく由緒ある王族の
次期王位継承者であるテツヒト・通称 “ 徒然王子 ” は
「 飾り物ではない王となりたいが今のままの自分ではいけない気がする 」 と
従者コレミツをお供に従えて宮廷から家出を決行する。
王子にしか見えていない老人とは?追ってくる官僚たちから逃げ切れるのか?
真の王として国の未来を強く明るいものとするため徒然王子は旅にでる。


朝日新聞朝刊の連載小説を纏めた作品。 ( 携帯配信もされてたそうですな )

極東の島国 の王家とか
王族に従順に仕える顔して実は 「 言うこときいてりゃいいんだよ 」 と思ってる官僚とか
某スジからやんわりと教育的指導が飛ぶんじゃないかと思っちゃうような世界です(笑)

明るい話題はほとんどないのに重たく暗い作品になっていないのが不思議なところ。
王子はこれから何を見、何を知るのでしょう。
“ 前世からの因縁 ” があるらしい従者コレミツとの関わりは?
お妃候補は見つけられるのか?
私のお気に入り <元外交官の侍従・ホソダ> は今後モリモリ登場してくれるのか?
読者が宮○庁に気を使う(笑)大人ファンタジー 第二部刊行が楽しみです。
( 新聞連載時の内澤旬子さんの挿絵が素敵なんだとか ・・・ う〜ん見たかった )
[ 2008/12/03 12:16 ] SF・ファンタジー | TB(0) | CM(0)

今月の1冊

今月の “ 1冊 ” という表し方がしっくりきてないよなぁ と感じつつも
もう3ヶ月目なことだし、とりあえずこのままにしておくことにしました。
ということで

12月の1冊は
大阪圭吉氏の 『 デパートの絞刑吏 』 を選択。
自由人探偵青山喬介シリーズの第一作目です。

ある夜、大手デパートの屋上から従業員が墜落した。
宿直の任に就いていたその従業員は絞殺された上で屋上から投げ落とされたとみられる。
死体の掌についた無数の擦過傷の謎。現場に落ちていた真珠の首飾り ・・・
絞刑吏のように死をもたらした犯人の正体を青山喬介が暴く!


戦前の日本推理小説界の本格派を代表する大阪圭吉が生んだ
日本のホームズとワトスンが活躍する短編シリーズ。
観察眼と鋭い洞察力を駆使して謎を解明する青山喬介と
彼の友人であり、伝記作家でもある男 “ 私 ”
2人が出逢ってから初めて遭遇した事件がこのデパート事件。
いきなりニヤリとさせられる素敵な作品ですぜ。

過去のレビューはこんなです → 『 デパートの絞刑吏 −青山喬介の事件簿− 』
[ 2008/12/01 12:13 ] 今月の1冊 | TB(0) | CM(0)