妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち

 アレキサンダー大王 陽炎の帝国 

 いろいろあっても公認カップル

アレキサンダー大王 陽炎の帝国 アレキサンダー大王 陽炎の帝国
ニコラス ニカストロ (2005/02)
清流出版

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アレキサンダー大王を傍近くで見続けた男マコンが語る
アレキサンダーの真実の姿


アレキサンダーの死後
ある裁判の被告人となったマコンが自らの無罪を勝取る為に供述する形で
アレキサンダーの生涯が綴られていきます。
アレキサンダーの生き様と裁判の決着 この二つが楽しめる作りの一冊。

まぁ アレキサンダーとくればヘパイステイオン(ヘファイスティオン) 
または小姓のバゴアス君と フフフには事欠かないのですが
この本で一番ぶっ飛んだのは
アレキサンダーとヘパイステイオンの関係を語った部分。
「 アレキサンダーは “ 受け ” でヘパイステイオンは “ 攻め ” 」
受け攻めって貴方 腐女子の会話じゃないんだから(笑
もうちょっと他に訳しようもあったでしょうに 翻訳者の楡井さん
( 立ち読み中にこの一行に出くわしたおかげで全部読むことを決めた私
  ある意味 腐女子キラーな翻訳か )

微萌度:★★★ ( へパイステイオンの死の件でのアレキサンダーの嘆き様は
とても激しく哀しく ・・・ )

2007/03/29 | 11:00
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 アキレス将軍暗殺事件 

 ロシアの美青年と日本のイナセなお兄ちゃん

アキレス将軍暗殺事件 アキレス将軍暗殺事件
ボリス・アクーニン (2007/03)
岩波書店

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ロシアの若き外交官ファンドーリンが数年間の日本赴任からモスクワへ帰還した
その朝、「アキレス」と呼ばれる国民的英雄の将軍が
ホテルの一室で突然死する
その死に疑問を感じたファンドーリンは独自に調査を開始する
しかし そこには暴いてはならない秘密が隠されていた ・・・・・・


数年前 『 堕ちた天使 アザゼル 』 のタイトルで翻訳出版されていた
ファンドーリンシリーズの第4巻目にあたる本書。
シリーズ2巻目は未訳
三巻目は 『 リヴァイアサン号殺人事件 』 のタイトルで出版されています。

さて 『 アザゼル 』 で衝撃的な悲劇に見舞われたファンドーリン青年も
そのショックの後遺症を若干引き摺りつつも元気に頑張ってるようです。
現在26歳 相変わらずの美青年ぶりで人々の視線を惹きつけてます。
そんな彼が 数年間赴任していた日本から
“ 従僕 ” の名目で連れて帰ってきたのが
元ヤクザの兄ちゃん・シバタ マサヒロ 通称「 マサ 」
何でもマサは 横浜でファンドーリンに命を救われたらしく
それ以来 己が総てをファンドーリンに捧げちゃったんだそうで。
ファンドーリンの方でも マサは心許せる唯一の友 であり
この作品中でも マサを大切に想う心は目一杯。
ファンドーリン君ったら自分にとって親変わりと言ってもいい存在の元上司を
危険に巻き込んで最悪の結果を招いておきながら
想うのは元上司と一緒に行動していたマサのことばかり。
元上司とマサに凶行を働いた相手に対して怒りまくるのですが
その時 心にあるのはやっぱりマサのことだけ。(←9章)
あんまし言うとネタバレするので ・・・ 是非読んで味わってくださいませ。

著者のアクーニン氏は日本通な方だそうで
本書にもポロポロと日本の文化や生活様式が登場するのですが
微妙に認識を間違っている感があり ・・・ ちょっと可笑しい 苦笑い。
( わざとズレてる感じに描かれているのかとも思ってみたけど
  どうやら真面目に正しく表現している感じらしい。)
ファンドーリン君が日本かぶれしていて
なんとも怪しい忍術だとか柔術だとか
精神集中書道だとかをやってたりするのが愛らしく。
マサとの会話は日本語で( マサがロシア語解らないからね)
↑ つまり周りの人には何を話しているのか解らない。
とっても二人だけの世界が展開されているわけで
その状態がまたフフフ

事件の方もたくさん裏があってファンドーリン君は不味い立場に追い込まれ ・・・
『 アザゼル 』 での事件の決着も盛り込まれた読み応えアリの一冊です

微萌度:★★★ ( シリーズの続きも出版してくれるのかなぁ
今後もマサがファンドーリンと一緒に出てくるなら読みたいなぁ )

2007/03/27 | 00:45
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 しゃばけシリーズ 

 若だんな命

しゃばけ (新潮文庫) しゃばけ (新潮文庫)
畠中 恵 (2004/03)
新潮社

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畠中 恵著しゃばけシリーズ 番外編 【 みぃつけた 】

すぐに寝込む・死にかける 超虚弱体質だけど
心の強い真っ直ぐな若旦那・一太郎と
そんな若だんなが何より大事 と常に若だんな中心思考の兄や達(妖)が
巻き込まれる巻き起こす騒動の数々


今更な感じも致しますが 『 しゃばけシリーズ 』 です。
溺愛で有名処ですね。
映画化の話が 「 CGにお金がかかりすぎる 」 という理由で
お流れになるほどに ワラワラと出てくる妖たちが愛らしく。
筆頭に愛らしいのが 手代の兄やの佐助と仁吉( 正体=犬神と白沢 )
この兄や達が一太郎さんを大事にする様子は
砂糖も蜂蜜もそこらの新婚カップルもお呼びじゃない程 甘甘甘 ・・・ ∞
ご飯のお給仕もお着替えも寝かし付けも もちろん兄や達がいたします。
溺愛です。
最高です。

微萌度:★★★★ ( 6月に新刊が出るそうです。タイトルは 『 ちんぷんかんぷん 』 )

2007/03/25 | 19:14
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 美麗な人形の世界 

『 川本喜八郎美術館 』 ← 公式HP

明後日3月25日(日)
長野県飯田市に 『 川本喜八郎美術館 』 がオープンします。
あの NHK人形劇 『 三国志 』 で私を大興奮させた
川本喜八郎氏の作品を展示した美術館。
三国志人形が常設展示なんですってさ!
入館たったの400円!

いやぁ あのNHK人形劇三国志は必死で観たんですよ
( 再放送だったかもしれないけれど )
孔明さまボイスは森本レオさんが演じておられました。最高v
三国志といえば ゲームにしろ 演戯を下敷きにした小説にしろ
どんな形であってもどこかしらにニヤリなネタが転がっているもの。
そんな三国志の世界をあの美麗人形で作り上げた人形劇 そりゃイイさ!


三国志がネタ素の作品といえば
『 鋼鉄三国志 』 ってアニメがこの春TVでOAされるそうで。
“ 三国志 ” とはいってもかなり毛色の変わった物らしいですが
ちょっと気になり中。

2007/03/23 | 23:20
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 泣いた赤鬼 

 ドコマデモ キミノ ・・・

泣いた赤おに (日本の童話名作選) 泣いた赤おに (日本の童話名作選)
梶山 俊夫、浜田 広介 他 (1992/12)
偕成社

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心優しい赤鬼は鬼たちの為になることをしたい、人間と仲良くしたい と願い
近在の村人たちと親しく付き合おうとするのだが
鬼は恐ろしいものだと信じる村人たちから避けられてしまう
悲しむ赤鬼を見かねた親友の青鬼は
自らを悪役を買って出て 一芝居うつことを提案し ・・・


名作です。大好きなお話です。
吉本新喜劇ばりの芝居をうつ赤鬼と青鬼が愛しいです。
青鬼の家の戸口に貼られた手紙が切ないです。
青鬼の想いが 赤鬼の涙が キュンと胸を打ちます。
いろんな事を考えさせてくれるお話です。
そんな いろんな事 のひとつに
切ない系の愛物語を想って読んでみてください。
もの凄い素敵な
『 総てを包み込む深い愛 と 遅れて気づいた愛 』 の物語です。
力いっぱい好きなんです私。

微萌度:★★★★ ( 赤鬼の心には大きな空洞が出来たことだろうね。
で 青鬼を待ち続けるのだ 何年も何年も ・・・ くぅ〜っ! )

2007/03/21 | 22:35
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 知らざあ言って聞かせやしょう 

 どうしてこの場面をチョイスしたのだろう ・・・

知らざあ言って聞かせやしょう (声にだすことばえほん) 知らざあ言って聞かせやしょう (声にだすことばえほん)
河竹 黙阿弥 (2004/07)
ほるぷ出版

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声にだすことば絵本シリーズ
歌舞伎の 『 青砥稿花紅彩画 (弁天娘女男白浪・白浪五人男)』 より
浜松屋で女装姿の菊之助が諸肌脱ぎで啖呵きる場面の台詞を絵本仕立てにした一冊。
この菊之助の台詞はよくよく見なくてもアレな話題に終始してる代物。
「 年季つとめの稚児が淵 」 って なんとも淫靡な香りだし
若衆を操っての 「 美人局 」 が生業だし ・・・
それらを飯野和好氏が台詞に沿った絵で解りやすくお届けしてくれているこの絵本。
声に出して読んでみた幼いお子が
「 美人局ってなぁに? 」 と大人に訪ねた時正しく教えてあげられるように
台詞の詳細な解説も付いている。
まぁ 説明されてもお子のほうはピンときやしないだろうけど。
そんな風に いまひとつ内容も理解しないまま
あどけない瞳でこの台詞を声高らかに歌い上げている一般のお子の姿を思うと
苦笑いが浮かんでしまう ちょっとアレな絵本

微萌度: ( こっちより有名な感じの名乗りの場を
五人衆分出版しようとかいう企画にはならなかったんだ )

2007/03/19 | 11:49
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 環蛇銭 

 幼馴染もイイですが インテリ眼鏡の彼がとてもイイです

環蛇銭 環蛇銭
加門 七海 (2002/05)
講談社

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もがき生きることに飽き疲れ ただ惰性で日々を消費していた荒井修は
ふらりと出かけた新宿で 幼馴染の須賀裕一の姿を見かける
しかし裕一は一月前に既に死んだはずだった
数日後の雨の夜 修の部屋の窓を叩く一人の老人
彼は自分を 「 幼馴染の須賀裕一だ 」 と言う
若い肉体を奪われてしまったのだ と
総ての謎を解く鍵は 一枚の古銭に ・・・・・・


三十歳目前の今も 世間と上手く馴染めない
そんな似た者同士の幼馴染 修と裕一
長じてからは互いにそれほど親しく接していたわけでもないのだけど
いざという時 裕一が頼ったのは修でした。

裕一はずっとガリガリに痩せた身体で疎らな白髪頭の老人姿なんですが
甘え上手でちょっぴり女王様チックなマイペースぶりで
可愛らしさが滲みまくりです。
裕一のお蔭で恐ろしい事態に巻き込まれ 戦々恐々としている修も
なんだかんだと理屈を並べつつ 裕一の世話を見続けてやり。
この二人を見ているだけで充分アレなんですが
そこへもう一人
古物商店主の佐伯史章(ちょっと年上)登場
インテリ眼鏡の怜悧な眼差し 皮肉屋
この人の言動 何かとアレです。
修の暴挙によって呪いの連鎖に巻き込まれてしまった佐伯さんは
それでも積極的に謎解きに貢献してくれます。
恐怖心やら何やらにテンパッていた修は
佐伯さんの存在に 本人も自覚しつつ甘えてみたり。

佐伯さん曰く 「 修くんは愛妻家 」
「 家で待ってる裕一くんに内緒で会ってる二人は浮気 」
その表現に鼻白む修くんですが
後日 佐伯さんを紹介された裕一くんは
「 僕に内緒でこんな人に会ってたんだ 」 と本当に嫉妬しちゃったり。

椿の花 古墳の丹の色 銅鏡の輝き 揺らめく水銀
じとり と妖しい呪いの世界でニヤリ

微萌度:★★★ ( 神主さんがコワイ 「 ヤオビクニを知っているかね!」 )

2007/03/17 | 14:37
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 呪の血脈 

 鹿!

呪の血脈 呪の血脈
加門 七海 (2004/02)
富士見書房

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大学で民俗学を研究する青年・宮地紀之は
一人で研究に訪れた北アルプス山中で
神木に埋められていた薙鎌を抜き取ってしまう
その為 神木を祭る村では “ 封印の祭 ” を行うこととなり
その祭に宮地も参加しなければならないことになった
その祭には 表 と 裏 が存在し、表が失敗に終わった時に行われる裏の祭は
村人が口を閉ざすほどに禍々しいもので ・・・


己が一族の血に怯え、その役割に恐れをなして村を捨て
東京で市居に埋もれ暮していた高藤家。裏の祭を取り仕切る一族。
その長男の正哉は 逃れられぬ血の定めから目を逸らし
静かに生きていこうとしていたのに やっちゃったんですね紀之くんが。
神木から抜いちゃった。封じていた薙鎌を。
そして 二人は出会う次第となるんですが ・・・

読み進むうちに どんどん逞しく恐ろしい雰囲気を醸し出す高藤正哉
それに反して どんどん嗜虐心を煽る怯えっぷりが板についていく紀之くん
「 怯え震えながらも立ち向かう鹿 」 って フフッ
狩り、狩られる関係って フフフッ
贄人の正哉さんが 鹿の紀之くんを
やたら捉え、押さえつけ、抱きかかえるのが目を惹きました。
二人の心情がちょっぴり行き違ってるのも 狩る人と鹿とでは致し方なし。

微萌度:★★★ ( 文庫版の表紙はCLAMPさん。単行本とは印象がだいぶ違いますな )

2007/03/15 | 16:37
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 おしろい蝶々 

 小説JUNE 置いときゃよかったなぁ

おしろい蝶々 (文芸シリーズ) おしろい蝶々 (文芸シリーズ)
加門 七海 (2002/02)
角川書店

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少年の 青年の 美しく哀しい想いを描いた幻想妖美譚

全六篇のそれぞれ独立した妖しの物語
往年の小説JUNEを思い出す妖美の世界
白粉の香 椿の花影 シンと冷えた御堂の空気
ぬらりと濡れて光るような影を纏った妖しい世界の数々です

ちなみに私は
美しい主君に忠義を尽くし戦の果てに ・・・ の 『 琅<かん>物語 』 と 
余命幾許もない青年画家とその養兄の心の内 ・・・ 『 花影 』 が
気に入りましたです

微萌度:★★ ( 少年よりも大人スキーなんですよ私 )

2007/03/13 | 13:24
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 今日公開だバッテリー 

『 バッテリー 』 公開ですねぇ。
巧くん役の林少年って佐藤さんの画く巧くんそっくりですね。
よく見つけたものだ。
豪くん役の山田少年も楽しみです。
って 私はいつ観るか解りませんが。
お気に入りの小説の映画化って気になるし楽しみにするんだけど
どこか一歩構えてしまうというかヒイてしまうような所があって ・・・
でもきっとよく出来た映画なんだろうから( 監督があの陰陽師の滝田監督だし )
やっぱり楽しみです。

2007/03/10 | 01:00
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 福音の少年 

 ヒロインもすっかり霞む 陽くんの “ 声 ”

福音の少年 福音の少年
あさの あつこ (2005/07/20)
角川書店
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16歳の永見明帆は同級生の藍子と交際しているが
いつも醒めた自分を感じて もどかしさに苛まれていた
そんな自分たちを見つめる柏木陽 藍子の幼馴染
同級生ながら今まで会話らしい会話もしたことがなかった相手
そんな陽と言葉を交わした事をきっかけとするように
明帆の周りが 心の内が 激しくざわつきはじめる ・・・・・・


映画 『 バッテリー 』 公開前だねっちゅうことで
あさのあつこさんの本から
バッテリーとはハッキリ毛色の違う一冊
読後スッキリ感のない もやもやとしたものを抱え込まされる作品

明帆くんが 陽くんの “ 声 ” に感じる情動がごっつアレです
携帯から聞こえる陽くんの声なんて もう 大人のちょっとイケナイ電話状態です

眼鏡に隠された陽くんの眼光とかって結局ホッタラカシかい とか
陽くんのキャラが途中で変わっちゃってるじゃん とか
あの人物はどうして明帆くんに誘いをかけたの? とか
いろいろツッコミ所はありますが
明帆くんに拘りを抱える陽くんと彼の声に反応しまくる明帆くんって見所だけで
微萌としては合格か

微萌度:★★ ( 秋庭さんの存在って ・・・・・・ )

2007/03/08 | 19:05
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 暁けの蛍 

 淋汗茶湯

暁けの蛍 暁けの蛍
朝松 健 (2006/02)
講談社

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淀川の 今は寂れた船着場で
日に二度だけの渡し舟に乗り遅れた遊行僧の一休
そこで出逢った気品漂う老人は申楽能を極めた男・世阿弥であった
互いに半生を語り合うところへ現れたのは妖しの舟
「 暁蛍楼へお招きいたします 」
四十八年に一度の二十三夜 知らず繋がる因縁の哀しい夢の行き着く先は ・・・・・・


壮年になった一休さんと老年の世阿弥の夢のコラボ
世阿弥のお稚児さん話が強烈というか哀れというか。
開発される過程やら足利義満さまに可愛がられる日々やらを
詳細に思い出す世阿弥さんです。
成長しちゃったら さようならってのは辛いね
愛は愛でも愛玩の対象でしかないのか ・・・ 美少年も大変だねぇ
世阿弥さんはずっと義満さまを想いつづけているのが余計に辛いですよ

義満さまといえば
日本人なら知らない人はいない超有名アニメ 『 一休さん 』
この 文部省も推薦のアニメでこそ〜り微萌を楽しんでいたのは私です。
義満さまと新右衛門さんにニヤニヤでした。
あ〜懐かしい

微萌度:★★ ( 美少年が育った姿なら さぞ美しい青年だろうに )

2007/03/06 | 17:07
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 健脚行 43号線の怪 (人体模型の夜) 

 週末はいつも二人で

人体模型の夜 人体模型の夜
中島 らも (1991/11)
集英社

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“ 首屋敷 ” と呼ばれる解体寸前の空家に忍び込んだ少年
地下室に降りた彼が見つけた一体の奇妙な人体模型
その胸元から聞こえてきた妖しい物語の数々


ホラー・オムニバス。少年が聞いた12の物語
そのなかの 『 健脚行 43号線の怪 』 というお話の
柳沢さんと里志くんがちょっと気になりました。
軽微な接触事故の加害者と被害者という立場で出逢った二人は
その後 とっても仲良く付き合うようになりまして。
柳沢さん曰く 「 歳の離れた兄弟か叔父と甥っ子のような関係 」 だそうです。
その柳沢さん 里志くんの 
「 ジョギングパンツからむき出しになった裸の脚 」 なんかは
ちゃんとチェック済みだったり。
( シトロエン繋がりに深い意味はなかったんでしょうかね )

微萌度:★★ ( 他にも 『 翼と性器 』 というお話がちょっとアレ )

2007/03/04 | 22:12
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 警察庁から来た男 

 新キャラさんにニヤニヤ

警察庁から来た男 警察庁から来た男
佐々木 譲 (2006/12)
角川春樹事務所

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北海道警に緊急特別監査が入った
警視庁からやってきたのは若きキャリア監察官・藤川警視正
閑職に追いやられていた津久井刑事を指名し強力を要請する藤川
監察の標的は何なのか
札幌大通署の佐伯警部補らの追う事件と交差しながら
少しずつ明らかになる道警の深部に巣食う闇の正体は ・・・・・・


『 うたう警官 』 につづく 道警めっちゃ悪シリーズ
今回もサクッと読めます

うたった警官として 案の定閑職に追いやられている津久井刑事
佐伯警部補と新宮巡査も 所轄署内で体よく隔離。
“ 特別対応班 ” なる新部署で二人きり
小事件ばかり回されて出世の道を絶たれております。
ちょっと特命係ちっく

で 今回のタイトルロール 『 警察庁から来た男 』 の藤川警視正
見るからにキレ者の若きキャリアくん
監察官というと某ラムネくんを思い出してしまう私なんですが
この藤川さんも某ラムネくんに負けず かなり可愛いお方です
補佐役の種田主査に暖かく見守られつつ
一所懸命頑張ってる姿がなんとも好印象。
スタバのコーヒーの件は堪らなくイイ味です。
根はとっても素直な坊やのようです。

佐伯さんと津久井さんの 特別な仲 は相変わらずで。
見つめあいで会話が成立しておられます。

ラストの緊迫シーンはもうキャラ萌でニヤニヤでした。
しかし最後の一行は う〜ん ・・・ 佐伯さん その台詞はいかがなものか×

微萌度:★★ ( どっちかっていうとキャラ萌祭なので )

2007/03/02 | 13:51
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