ボリス・アクーニン著 【 堕ちた天使 アザゼル 】

『 ズーロフさんだの、あなただの、他人行儀な言い方をするなよ 』
1876年 昼日中のモスクワ市内の公園
多くの人々の面前で 若いロシア人学生がピストル自殺を遂げた。
自殺前の経緯が奇妙なことから捜査に乗り出したファンドーリン刑事14等官だったが
死んだ学生の友人の身辺を捜査中に その友人共々何者かに襲撃される。
刺傷を受け 薄れゆく意識の中で耳にした “ アザゼル ” という言葉が
その後 ファンドーリンを国際的な事件の渦へと巻きこんでゆく・・・・・
主人公は エラスト・ペトローヴィチ・ファンドーリン 20歳
直毛黒髪、青い瞳、色が白く背は高く 頬が赤らむとなかなか消えない という初心な青年。
たいへん目鼻立ちが整っている とはっきり書いてありまする。
ファンドーリンは19歳にして天涯孤独となり、
なんとか自活の道を作らねば と受けた警察官の試験に見事合格。
晴れてモスクワ警察本署長直属特捜部 文書課に配属となったのが20歳の時。
ちょっと世間しらず気味。 子供っぽいところあり。
感と運はかなり良し。
“ 刑事らしい捜査 ” に憧れ中。
そんな彼が事件の容疑者のひとりとしてマークする男・イッポリート・ズーロフ伯爵 28歳
遊び人 決闘好き 非常識な奴。
ファンドーリン曰く 「 ハンサムで大胆不敵 」
登場場面はあまり多くないんですが なかなか気になる行動をしてくださいます。
ファンドーリンの度胸が気に入った と言って 強引に兄弟の杯を交わしちゃったり。
助けに来て 無事を確認する為に身体中触りまくったり・・・・・
なんとなく珍しい気がする ロシア産ライト探偵小説。
シリーズ物らしいんですが邦訳は今のところ本書のみ。
装丁の雰囲気に騙されず 軽い感じで読むのがよいかと・・・・・
微萌度:★★ ( 能天気気味な文章で明るく軽く展開していきますが
ちょっと 「え」 なオチが待ってますよ )

『 ズーロフさんだの、あなただの、他人行儀な言い方をするなよ 』
1876年 昼日中のモスクワ市内の公園
多くの人々の面前で 若いロシア人学生がピストル自殺を遂げた。
自殺前の経緯が奇妙なことから捜査に乗り出したファンドーリン刑事14等官だったが
死んだ学生の友人の身辺を捜査中に その友人共々何者かに襲撃される。
刺傷を受け 薄れゆく意識の中で耳にした “ アザゼル ” という言葉が
その後 ファンドーリンを国際的な事件の渦へと巻きこんでゆく・・・・・
主人公は エラスト・ペトローヴィチ・ファンドーリン 20歳
直毛黒髪、青い瞳、色が白く背は高く 頬が赤らむとなかなか消えない という初心な青年。
たいへん目鼻立ちが整っている とはっきり書いてありまする。
ファンドーリンは19歳にして天涯孤独となり、
なんとか自活の道を作らねば と受けた警察官の試験に見事合格。
晴れてモスクワ警察本署長直属特捜部 文書課に配属となったのが20歳の時。
ちょっと世間しらず気味。 子供っぽいところあり。
感と運はかなり良し。
“ 刑事らしい捜査 ” に憧れ中。
そんな彼が事件の容疑者のひとりとしてマークする男・イッポリート・ズーロフ伯爵 28歳
遊び人 決闘好き 非常識な奴。
ファンドーリン曰く 「 ハンサムで大胆不敵 」
登場場面はあまり多くないんですが なかなか気になる行動をしてくださいます。
ファンドーリンの度胸が気に入った と言って 強引に兄弟の杯を交わしちゃったり。
助けに来て 無事を確認する為に身体中触りまくったり・・・・・
なんとなく珍しい気がする ロシア産ライト探偵小説。
シリーズ物らしいんですが邦訳は今のところ本書のみ。
装丁の雰囲気に騙されず 軽い感じで読むのがよいかと・・・・・
微萌度:★★ ( 能天気気味な文章で明るく軽く展開していきますが
ちょっと 「え」 なオチが待ってますよ )
高村 薫著 【 神の火 】

『 俺の目玉ふたぁつ 』
日本海に建設された巨大な塊・音海原発。
“ 世界は平和である ” という理想ありきで成り立っている 原発安全神話。
その原発を見つめる 不思議な存在感の青年・良 の執念が
心に空洞を抱えて生きていた男・島田浩二の何かを目覚めさせた・・・・・
↑ この解説 かなり間違ってると思います。
BOOKデータベースとして紹介されている文章でも
この作品のほんの一部のフォローしかしていないと思います。
深いです。
単行本として出版された版から文庫化された時点で かなりの改訂がなされたそうで
その文庫版を底本として更に新潮ミステリー倶楽部版で刊行されています。
島田浩二氏(39) が愛されまくっています。
みんなが彼を 愛憎入り混じった複雑な想いで大好きです。
島田氏をある意味作り上げた男・江口氏や幼馴染の男・日野、
あと アメリカ人もロシア人も島田氏のことが大好きです。
そんな皆のことを島田氏も 愛憎入り混じった想いで見つめています。
憎の念がなく執着したのは スラブ系の青年・高塚良くん(24,5)のこと。
彼への執着が 島田氏を少しずつ変えていき その結果・・・・・
コンピューターシステムですとか原子力の理論ですとかの専門的な用語にも負けず
ちょっと重い興奮のうちに読了できる一冊。
微萌度:★★★ ( コース1〜6 全部知りたい )

『 俺の目玉ふたぁつ 』
日本海に建設された巨大な塊・音海原発。
“ 世界は平和である ” という理想ありきで成り立っている 原発安全神話。
その原発を見つめる 不思議な存在感の青年・良 の執念が
心に空洞を抱えて生きていた男・島田浩二の何かを目覚めさせた・・・・・
↑ この解説 かなり間違ってると思います。
BOOKデータベースとして紹介されている文章でも
この作品のほんの一部のフォローしかしていないと思います。
深いです。
単行本として出版された版から文庫化された時点で かなりの改訂がなされたそうで
その文庫版を底本として更に新潮ミステリー倶楽部版で刊行されています。
島田浩二氏(39) が愛されまくっています。
みんなが彼を 愛憎入り混じった複雑な想いで大好きです。
島田氏をある意味作り上げた男・江口氏や幼馴染の男・日野、
あと アメリカ人もロシア人も島田氏のことが大好きです。
そんな皆のことを島田氏も 愛憎入り混じった想いで見つめています。
憎の念がなく執着したのは スラブ系の青年・高塚良くん(24,5)のこと。
彼への執着が 島田氏を少しずつ変えていき その結果・・・・・
コンピューターシステムですとか原子力の理論ですとかの専門的な用語にも負けず
ちょっと重い興奮のうちに読了できる一冊。
微萌度:★★★ ( コース1〜6 全部知りたい )
ホセ・カルロス・ソモサ著 【 イデアの洞窟 】

『 結局、青年の愛より喜ばしいものがあるでしょうか? 』
カテゴリー < 推理・サスペンス > というより < ミステリー > かな?
( カテゴリーを編集しなおす必要があるかもしれませんな。)
とにかく ややこしい本です。
ちょっとでもネタバレしちゃうと
もうまったく面白くなくなる本なので細かくは申しませんが、
なんしか ややこしい感じです。
“ 古代ギリシアで起こった連続殺人の調査に乗り出す < 謎の解読者 > の話。
( と平行して )
↑という内容の イデアの洞窟 という書物を翻訳している 私 が
文中に隠された 象徴 に気づき、それを読み解くことにのめりこんでいく。
( 翻訳が進むに従って )
私 の身に起きる不可解な出来事が 全ての真の謎を・・・・・ ”
ね、ややこしい。
しかし そのオチは 途中でなんとな〜く想像がついてきたりして
ラストは 驚き よりも やっぱりそうきたか な感じでしたが。
( ちょっと長すぎたのか?もう少し 畳み込むように展開してたら
あれこれ想像してる間もなくオチがきて 驚けたのかもね )
ちなみに
イギリス推理作家協会最優秀長篇賞受賞作 だそうです。
微萌度:☆ ( またもや★一つ未満。微萌って言うより そういう関係の人々がいて
中の一人が美青年だそうな って程度。 ときめき少なくて ごめんなさい )

『 結局、青年の愛より喜ばしいものがあるでしょうか? 』
カテゴリー < 推理・サスペンス > というより < ミステリー > かな?
( カテゴリーを編集しなおす必要があるかもしれませんな。)
とにかく ややこしい本です。
ちょっとでもネタバレしちゃうと
もうまったく面白くなくなる本なので細かくは申しませんが、
なんしか ややこしい感じです。
“ 古代ギリシアで起こった連続殺人の調査に乗り出す < 謎の解読者 > の話。
( と平行して )
↑という内容の イデアの洞窟 という書物を翻訳している 私 が
文中に隠された 象徴 に気づき、それを読み解くことにのめりこんでいく。
( 翻訳が進むに従って )
私 の身に起きる不可解な出来事が 全ての真の謎を・・・・・ ”
ね、ややこしい。
しかし そのオチは 途中でなんとな〜く想像がついてきたりして
ラストは 驚き よりも やっぱりそうきたか な感じでしたが。
( ちょっと長すぎたのか?もう少し 畳み込むように展開してたら
あれこれ想像してる間もなくオチがきて 驚けたのかもね )
ちなみに
イギリス推理作家協会最優秀長篇賞受賞作 だそうです。
微萌度:☆ ( またもや★一つ未満。微萌って言うより そういう関係の人々がいて
中の一人が美青年だそうな って程度。 ときめき少なくて ごめんなさい )
ヨハンナ・シニサロ著 【 天使は森へ消えた 】

『 それを欲しいとすぐに思った 』
カテゴリーを いちお文芸としましたが
この作品は作家さん曰く 「 社会幻想小説 」 だそうです。う〜ん
フィンランドの古い伝承に登場する妖精 ( 悪魔 ) のトロールが
科学的に哺乳動物 “ ベイッコ種 ” として認知されている という設定の世界。
ある夜、美貌のグラフィックデザイナー・ミカエル青年が
路上でベイッコの仔を拾ったことから 悲劇が動き始める・・・・・
トロールというと どうしてもムーミンを思い出してしまうのですが
この ベイッコ は あれとは全く違う姿です。
人間によく似た姿をしていて 二足歩行をします。
その全身は黒い体毛に覆われ 手足には鋭く長い爪を持ち
大人になると体長2メートルにも達するそうで。
伝説では 悪魔 とみなされることも多く、
ミカエル青年が フィンランド語で天使の意の エンケリ と呼ばれていることは
ちょっとした意味を含ませているのでしょう。
で このミカエル青年が心惹かれているのが 広告代理店のエリート青年 マルテス。
このマルテスが ちょっと嫌なやつで・・・・・
だから って訳でもないですが ミカエル青年、
拾ったベイッコ ( 少年体 ) に のめり込んで
エライ目に遭っちゃうんですな、これが。
微萌度:☆ ( ★一個に満たず といった感じで。 読後感もあまりヨロシイものじゃないです。 )

『 それを欲しいとすぐに思った 』
カテゴリーを いちお文芸としましたが
この作品は作家さん曰く 「 社会幻想小説 」 だそうです。う〜ん
フィンランドの古い伝承に登場する妖精 ( 悪魔 ) のトロールが
科学的に哺乳動物 “ ベイッコ種 ” として認知されている という設定の世界。
ある夜、美貌のグラフィックデザイナー・ミカエル青年が
路上でベイッコの仔を拾ったことから 悲劇が動き始める・・・・・
トロールというと どうしてもムーミンを思い出してしまうのですが
この ベイッコ は あれとは全く違う姿です。
人間によく似た姿をしていて 二足歩行をします。
その全身は黒い体毛に覆われ 手足には鋭く長い爪を持ち
大人になると体長2メートルにも達するそうで。
伝説では 悪魔 とみなされることも多く、
ミカエル青年が フィンランド語で天使の意の エンケリ と呼ばれていることは
ちょっとした意味を含ませているのでしょう。
で このミカエル青年が心惹かれているのが 広告代理店のエリート青年 マルテス。
このマルテスが ちょっと嫌なやつで・・・・・
だから って訳でもないですが ミカエル青年、
拾ったベイッコ ( 少年体 ) に のめり込んで
エライ目に遭っちゃうんですな、これが。
微萌度:☆ ( ★一個に満たず といった感じで。 読後感もあまりヨロシイものじゃないです。 )
ヤノッシュ著 【 夢みるパナマ 】

『 2人は その川のほとりの 小さくてすてきな家で
ほんとうに気持ちよく暮らしていたんだ・・・・・ 』
二人で仲良く暮らしている とら君とくま君。
バナナの香りに魅了され、幸せ溢れる土地であろうパナマへ向かう話。
お話としては よくある感じの
“ 幸せ探してクルリと周る ” ってやつです。
とら君が 「 くま君と一緒なら絶対幸せ 」 と信じてるのが
なんとも愛らしくいい感じ。
とら君がずっと抱えているトラアヒルという木のおもちゃがあるんですが。
この作者さんの他作品にも度々登場するキャラクターで、
ドイツでは このトラアヒルを愛好する方々のクラブのようなものも
存在しているとか・・・・・
微萌度:★★ ( とら君とくま君はずっとずっと一緒に幸せに暮らしましたとさ♪ )

『 2人は その川のほとりの 小さくてすてきな家で
ほんとうに気持ちよく暮らしていたんだ・・・・・ 』
二人で仲良く暮らしている とら君とくま君。
バナナの香りに魅了され、幸せ溢れる土地であろうパナマへ向かう話。
お話としては よくある感じの
“ 幸せ探してクルリと周る ” ってやつです。
とら君が 「 くま君と一緒なら絶対幸せ 」 と信じてるのが
なんとも愛らしくいい感じ。
とら君がずっと抱えているトラアヒルという木のおもちゃがあるんですが。
この作者さんの他作品にも度々登場するキャラクターで、
ドイツでは このトラアヒルを愛好する方々のクラブのようなものも
存在しているとか・・・・・
微萌度:★★ ( とら君とくま君はずっとずっと一緒に幸せに暮らしましたとさ♪ )
出久根 達郎著 【 御書物同心日記 】

『 ここのすべてが、いやになってきたなあ。 あ、いや、丈太郎殿は別ですよ。 』
時は江戸。
将軍様所蔵の稀本や珍本を収めた御文庫を管理する 御書物同心 の物語。
本の知識見識を見込まれて御書物同心となった青年・東雲丈太郎を中心に
江戸の人々の出来事を語る連作。
この丈太郎さんが 二十六歳にもなって なかなか純粋な青年で。
本のこととなるとしっかりしたモノなんですが色事に関しちゃあ天然。
とにかく本に係わっていられたら幸せな人。
そんな丈太郎さんとは対照的に 色々と世慣れた感じの青年が
同役 ( 後輩 ) の 白瀬角一郎。 なかなかのクセ者。
神がかり的な記憶力を持つ彼は そんな才能がある故か出世欲も高く、
今の仕事にちょっと不満あり。
この角一郎が丈太郎さんを構うかまう。
役目柄 宿直も一緒 下城も一緒。
そのまま一緒にお出かけもしちゃいます。
時に丈太郎さんが困惑顔なのも また一興。
シリーズで
続 御書物同心日記
虫姫
秘画
が でています。
微萌度:★★★ ( 上役の時田敬之助さんも飄々とした青年でいい感じ。
上役だけど丈太郎さんより年下なのよ。ふふ )

『 ここのすべてが、いやになってきたなあ。 あ、いや、丈太郎殿は別ですよ。 』
時は江戸。
将軍様所蔵の稀本や珍本を収めた御文庫を管理する 御書物同心 の物語。
本の知識見識を見込まれて御書物同心となった青年・東雲丈太郎を中心に
江戸の人々の出来事を語る連作。
この丈太郎さんが 二十六歳にもなって なかなか純粋な青年で。
本のこととなるとしっかりしたモノなんですが色事に関しちゃあ天然。
とにかく本に係わっていられたら幸せな人。
そんな丈太郎さんとは対照的に 色々と世慣れた感じの青年が
同役 ( 後輩 ) の 白瀬角一郎。 なかなかのクセ者。
神がかり的な記憶力を持つ彼は そんな才能がある故か出世欲も高く、
今の仕事にちょっと不満あり。
この角一郎が丈太郎さんを構うかまう。
役目柄 宿直も一緒 下城も一緒。
そのまま一緒にお出かけもしちゃいます。
時に丈太郎さんが困惑顔なのも また一興。
シリーズで
続 御書物同心日記
虫姫
秘画
が でています。
微萌度:★★★ ( 上役の時田敬之助さんも飄々とした青年でいい感じ。
上役だけど丈太郎さんより年下なのよ。ふふ )
A・A・ミルン著 【 赤い館の秘密 】

『 ビルの何かが、おそらく若さと清新さが、アントニーをひきつけた。 』
“ 赤い屋敷 ” で起きた殺人事件。
偶然 死体発見者の一人となったアントニーは
屋敷に客として滞在中だった友人ビルと共に犯人探しをする事になるのだが・・・・・
“ くまのプーさん ” の作者として有名なA・A・ミルンの手になる長編推理小説。
正直 途中でオチが読めちゃうような事件ですが
素人探偵のアントニーと相棒ビルの会話がなんとも好い感じで退屈しません。
お金に困らないという羨ましい身分のアントニーは 見聞を広める という名目で
いろんな土地でいろんな職に就いて人間観察をしてまわっています。
煙草屋で働いていた時、客としてやって来たビル・エヴァンスを一目で気に入ってしまい、
その後レストランで偶然に再会したので歯止めが利かなくなり
共通の友人を介して 改めて知り合う機会を作ってしまう という風で
アントニーは激しくビルに入れ込んでます。
今回の事件に巻き込まれたのも ビルが屋敷に滞在中だと偶々知ったので
アポなしで逢いに行っちゃったからという・・・・・
ビルの方も 年上の一風変わったお兄さん という感じで
アントニーのことが大好きです。
読んでいて想像するに 二人の距離はいつもかなり近いようで。
腕や肩を掴んでたり ベンチで隣に座ったり 顔寄せて話したり・・・
主にアントニーの方が寄っていくパターンです。微笑ましい心地です。
微萌度:★★★★ ( 二人の ホームズ・ワトソンごっこ な探偵ぶりが
コレ一冊なんてほんと もったいない )

『 ビルの何かが、おそらく若さと清新さが、アントニーをひきつけた。 』
“ 赤い屋敷 ” で起きた殺人事件。
偶然 死体発見者の一人となったアントニーは
屋敷に客として滞在中だった友人ビルと共に犯人探しをする事になるのだが・・・・・
“ くまのプーさん ” の作者として有名なA・A・ミルンの手になる長編推理小説。
正直 途中でオチが読めちゃうような事件ですが
素人探偵のアントニーと相棒ビルの会話がなんとも好い感じで退屈しません。
お金に困らないという羨ましい身分のアントニーは 見聞を広める という名目で
いろんな土地でいろんな職に就いて人間観察をしてまわっています。
煙草屋で働いていた時、客としてやって来たビル・エヴァンスを一目で気に入ってしまい、
その後レストランで偶然に再会したので歯止めが利かなくなり
共通の友人を介して 改めて知り合う機会を作ってしまう という風で
アントニーは激しくビルに入れ込んでます。
今回の事件に巻き込まれたのも ビルが屋敷に滞在中だと偶々知ったので
アポなしで逢いに行っちゃったからという・・・・・
ビルの方も 年上の一風変わったお兄さん という感じで
アントニーのことが大好きです。
読んでいて想像するに 二人の距離はいつもかなり近いようで。
腕や肩を掴んでたり ベンチで隣に座ったり 顔寄せて話したり・・・
主にアントニーの方が寄っていくパターンです。微笑ましい心地です。
微萌度:★★★★ ( 二人の ホームズ・ワトソンごっこ な探偵ぶりが
コレ一冊なんてほんと もったいない )
バーナード・ケイペス著 【 月に撃たれて 】

『 おまえの心の重荷をわかち合い、おまえを慰めてくれるように、
あの見知らぬ旅人に秘密を打ち明けよ・・・・・ 』
十七歳の夏、月夜に突然狂気にとり付かれた美しい青年カミーユ。
元々は知性に溢れた青年だった彼を狂乱させたのは・・・・・
短編なので 簡単に。
カミーユの家で一夜の宿を借りた旅の男が
昼間にカミーユを見て、そのまま暫く居ついてしまうお話。
( って ちょっと間違った解説だ× )
微萌度:★ ( 書物の王国 は全二十巻、テーマ毎に作品を集めた文学集。
美少年・吸血鬼・同性愛 なんてテーマもあるそうな。私は 月 以外は未読 )

『 おまえの心の重荷をわかち合い、おまえを慰めてくれるように、
あの見知らぬ旅人に秘密を打ち明けよ・・・・・ 』
十七歳の夏、月夜に突然狂気にとり付かれた美しい青年カミーユ。
元々は知性に溢れた青年だった彼を狂乱させたのは・・・・・
短編なので 簡単に。
カミーユの家で一夜の宿を借りた旅の男が
昼間にカミーユを見て、そのまま暫く居ついてしまうお話。
( って ちょっと間違った解説だ× )
微萌度:★ ( 書物の王国 は全二十巻、テーマ毎に作品を集めた文学集。
美少年・吸血鬼・同性愛 なんてテーマもあるそうな。私は 月 以外は未読 )
天沼春樹 著 七戸優 画 【 Campanella 】

『 置き手紙が残っていた。
Je t'atendais. < ぼくはずっとまっていたのに > 』
大人絵本。
先に絵ありき で出来上がっている絵本。
「 七戸さんの描く世界に乗っかって文をつけてみました 」 な感じ。
なので とても不思議・不可思議な雰囲気が溢れています。
こういう雰囲気は やっぱり少年でなきゃ出ないものだなぁ としみじみ。
少女だと きっともう少し ねっとりとした湿り気が沈殿するんじゃないかと。
微萌度:★★ ( 結構好き嫌いは分かれるだろうタイプの絵です。 )

『 置き手紙が残っていた。
Je t'atendais. < ぼくはずっとまっていたのに > 』
大人絵本。
先に絵ありき で出来上がっている絵本。
「 七戸さんの描く世界に乗っかって文をつけてみました 」 な感じ。
なので とても不思議・不可思議な雰囲気が溢れています。
こういう雰囲気は やっぱり少年でなきゃ出ないものだなぁ としみじみ。
少女だと きっともう少し ねっとりとした湿り気が沈殿するんじゃないかと。
微萌度:★★ ( 結構好き嫌いは分かれるだろうタイプの絵です。 )
広瀬 寿子著 【 まぼろしの忍者 】

『 かくれ堂の暗い崖の上に、宏二がひとりで立ち、黙って迎えてくれたからだ。 』
亡き父の約束を身代わりに果たす為、渉は時を越えた。
記憶を失った状態で戦国の世へ辿り着いた渉は隠れ忍の少年たちに救われる。
彼らを束ねる親方の正体は? 渉と少年たちの運命は?
一人っ子らしい渉少年。
お父さんを飛行機事故で亡くし、
幼いながらも お母さんの心の支えでいようと頑張っていたらしい。
でもお母さんの再婚が決まって、支えてくれる人が出来たから
自分は亡き父がやりのこした、果たせなかった約束を代わりに果たしてこよう って
半年は還ってこられないタイムトラベルへ身を委ねる渉少年。
野球部でバッテリーを組む親友の宏二にだけは 事情と行き先を告げて
戦国時代へ飛んでいく渉少年。
あまりにも無謀です。
どう見ても考え無しです。
半年間フイッと消えるなんて・・・・・ なんて恐ろしいマネを。
お父さんの遣り残した約束を果たそうという心意気は買います。
でも その “ 父の約束 ” の部分は お話の進行上
結構あっさり済まされちゃったり。
忍びの少年たちと親方との攻防はそれなりに面白かったんですが
「 どうしてその歌が・・・・・ 」 とか
「 どうして彼岸花・・・・・ 」 とか
戦いの助けとなる出来事に 何故 の説明のないままで
( 理由を想像することは出来ますが ) ちょっぴり消化不良。
わざわざ野球少年でなくてもいい気もしましたし。
で 親友・宏二くんの存在も 特になくてもいいような・・・・・
まぁその なくてもいいような存在なのにわざわざ登場する親友 ってところに
引っかかってる私なんですが・・・・・
微萌度:★ ( 宏二くん 小六が一人で日暮れに宿をとったりして
よく旅館の人に不審がられなかったね。渉くんの為に必死だね。
実の母や義理の父のほうが冷たい感じだよ。宏二くん 渉くんと末永くバッテリーを組んでくれ。 )

『 かくれ堂の暗い崖の上に、宏二がひとりで立ち、黙って迎えてくれたからだ。 』
亡き父の約束を身代わりに果たす為、渉は時を越えた。
記憶を失った状態で戦国の世へ辿り着いた渉は隠れ忍の少年たちに救われる。
彼らを束ねる親方の正体は? 渉と少年たちの運命は?
一人っ子らしい渉少年。
お父さんを飛行機事故で亡くし、
幼いながらも お母さんの心の支えでいようと頑張っていたらしい。
でもお母さんの再婚が決まって、支えてくれる人が出来たから
自分は亡き父がやりのこした、果たせなかった約束を代わりに果たしてこよう って
半年は還ってこられないタイムトラベルへ身を委ねる渉少年。
野球部でバッテリーを組む親友の宏二にだけは 事情と行き先を告げて
戦国時代へ飛んでいく渉少年。
あまりにも無謀です。
どう見ても考え無しです。
半年間フイッと消えるなんて・・・・・ なんて恐ろしいマネを。
お父さんの遣り残した約束を果たそうという心意気は買います。
でも その “ 父の約束 ” の部分は お話の進行上
結構あっさり済まされちゃったり。
忍びの少年たちと親方との攻防はそれなりに面白かったんですが
「 どうしてその歌が・・・・・ 」 とか
「 どうして彼岸花・・・・・ 」 とか
戦いの助けとなる出来事に 何故 の説明のないままで
( 理由を想像することは出来ますが ) ちょっぴり消化不良。
わざわざ野球少年でなくてもいい気もしましたし。
で 親友・宏二くんの存在も 特になくてもいいような・・・・・
まぁその なくてもいいような存在なのにわざわざ登場する親友 ってところに
引っかかってる私なんですが・・・・・
微萌度:★ ( 宏二くん 小六が一人で日暮れに宿をとったりして
よく旅館の人に不審がられなかったね。渉くんの為に必死だね。
実の母や義理の父のほうが冷たい感じだよ。宏二くん 渉くんと末永くバッテリーを組んでくれ。 )
ローズマリ・サトクリフ著 【 辺境のオオカミ 】

『 彼はヒラリオン百人隊長が自分をじっとみつめている、その細いが光る目を見返した。
目をそらしてはならないことがわかっていたから。 』
ローマン・ブリテンシリーズ 四作目。
( 三作目は微萌とはいえないので とばしてますがもの凄い一冊です。
シリーズ中一番深い内容だと思う。児童文学じゃないです。児童という年代では消化しきれないよ。
“ ともしびをかかげて ” どっしり構えて読んでください。)
重大な判断ミスを犯し、沢山の部下を死なせてしまったアレクシオス。
その責めを負い、中央の部隊から辺境の砦の司令官に転任させられた彼が
砦の荒くれ兵士たちに揉まれながら逞しい軍人になっていく物語。
部下の命の係った選択を再び迫られたアレクシオスは・・・・・
軍人の物語です。
司令官として 砦の近隣の部族と交流していく内に
その部族の次期族長クーノリクスと熱い友情を交わすようになるアレクシオス。
でも ひとたび 事が起こってしまった時 友は敵と成り代わり・・・・・
と こう来れば
アレクシオスとクーノリクス中心にお送りされるのかしら と感じますが
私の目線は アレクシオスとその部下の百人隊長ヒラリオン に注がれてたり♪
辺境の砦の百人隊長ヒラリオンは一筋縄ではいかない奴で。
皮肉な微笑みを浮かべ、心の底を見せない男です。
新任のアレクシオスが 自分たちの司令官としての器がある男かどうか、
的確に補佐しながらも冷静に見つめています。
アレクシオスも それが解っているだけに
二人の間はいつもスリリングなムードが漂っていて・・・・・。
甘くない、大人の香りです。
微萌度:★★★★ ( 最後の数ページは かなりのご馳走♪ )

『 彼はヒラリオン百人隊長が自分をじっとみつめている、その細いが光る目を見返した。
目をそらしてはならないことがわかっていたから。 』
ローマン・ブリテンシリーズ 四作目。
( 三作目は微萌とはいえないので とばしてますがもの凄い一冊です。
シリーズ中一番深い内容だと思う。児童文学じゃないです。児童という年代では消化しきれないよ。
“ ともしびをかかげて ” どっしり構えて読んでください。)
重大な判断ミスを犯し、沢山の部下を死なせてしまったアレクシオス。
その責めを負い、中央の部隊から辺境の砦の司令官に転任させられた彼が
砦の荒くれ兵士たちに揉まれながら逞しい軍人になっていく物語。
部下の命の係った選択を再び迫られたアレクシオスは・・・・・
軍人の物語です。
司令官として 砦の近隣の部族と交流していく内に
その部族の次期族長クーノリクスと熱い友情を交わすようになるアレクシオス。
でも ひとたび 事が起こってしまった時 友は敵と成り代わり・・・・・
と こう来れば
アレクシオスとクーノリクス中心にお送りされるのかしら と感じますが
私の目線は アレクシオスとその部下の百人隊長ヒラリオン に注がれてたり♪
辺境の砦の百人隊長ヒラリオンは一筋縄ではいかない奴で。
皮肉な微笑みを浮かべ、心の底を見せない男です。
新任のアレクシオスが 自分たちの司令官としての器がある男かどうか、
的確に補佐しながらも冷静に見つめています。
アレクシオスも それが解っているだけに
二人の間はいつもスリリングなムードが漂っていて・・・・・。
甘くない、大人の香りです。
微萌度:★★★★ ( 最後の数ページは かなりのご馳走♪ )
ローズマリ・サトクリフ著 【 銀の枝 】

『 ジャスティンは、おれと一心同体なんだ 』
サトクリフの ローマン・ブリテンシリーズ2作目。
“ 第九軍団の・・ ” のマーカスの子孫が主人公です。
軍団医師のジャスティンは転任したばかりの砦で ちょっぴり迷子状態になってます。
砦内の塔を見上げて立ち尽くしているところへ通りがかって
声をかけてきたのが 軍団の百人隊長フラビウス。
彼ったら いきなり 肘も触れんばかりの近距離に立ってたりします。
歳も近い2人はすぐに意気投合。互いに身の上を語ってみたら
なんと同じ一族の人間、それも非常に近い血縁関係にあると判明。
それから2人は ず〜〜〜〜〜っと一緒、
命張るのも一緒に行動するようになるのです。
シリーズ1作目の あのワシ が 彼らの意地と忠誠の象徴として
印象的に登場します。
この2作目は 主人公が 行動の男 であり、戦う男たちの話です。
辛い場面もありますが 全体的に前向きで明るい読後感です。
そして とにかく
フラビウスとジャスティンが1セット です。
意気投合するにも程があります。
しゃがんで石碑の文字を読むジャスティンの上から覆いかぶさって石碑を見るフラビウス。
暖をとるために 寄り添ってしゃがみ込む二人。
頻繁に 頻繁に ジャスティンの肩に手をかけるフラビウス。
「 今はフラビウスよりも怪我人が・・・彼(ジャスティン)をもっと必要としていた 」 って
そうね いつもはジャスティンを一番必要としているのはフラビウスですものね。
皇帝陛下でさえも 二人で1セット と看做しておられる。
最強の二人組 v
微萌度:★★★★★ ( 軍人と医師ってのも何となく好し!
ジャスティンは緊張すると言葉が滑らかに出なくなり、閉所恐怖症気味なのも可愛い )

『 ジャスティンは、おれと一心同体なんだ 』
サトクリフの ローマン・ブリテンシリーズ2作目。
“ 第九軍団の・・ ” のマーカスの子孫が主人公です。
軍団医師のジャスティンは転任したばかりの砦で ちょっぴり迷子状態になってます。
砦内の塔を見上げて立ち尽くしているところへ通りがかって
声をかけてきたのが 軍団の百人隊長フラビウス。
彼ったら いきなり 肘も触れんばかりの近距離に立ってたりします。
歳も近い2人はすぐに意気投合。互いに身の上を語ってみたら
なんと同じ一族の人間、それも非常に近い血縁関係にあると判明。
それから2人は ず〜〜〜〜〜っと一緒、
命張るのも一緒に行動するようになるのです。
シリーズ1作目の あのワシ が 彼らの意地と忠誠の象徴として
印象的に登場します。
この2作目は 主人公が 行動の男 であり、戦う男たちの話です。
辛い場面もありますが 全体的に前向きで明るい読後感です。
そして とにかく
フラビウスとジャスティンが1セット です。
意気投合するにも程があります。
しゃがんで石碑の文字を読むジャスティンの上から覆いかぶさって石碑を見るフラビウス。
暖をとるために 寄り添ってしゃがみ込む二人。
頻繁に 頻繁に ジャスティンの肩に手をかけるフラビウス。
「 今はフラビウスよりも怪我人が・・・彼(ジャスティン)をもっと必要としていた 」 って
そうね いつもはジャスティンを一番必要としているのはフラビウスですものね。
皇帝陛下でさえも 二人で1セット と看做しておられる。
最強の二人組 v
微萌度:★★★★★ ( 軍人と医師ってのも何となく好し!
ジャスティンは緊張すると言葉が滑らかに出なくなり、閉所恐怖症気味なのも可愛い )




