11.08
隠蔽捜査
なんだかんだで気になる相手
素敵作品の感想が堪っております。なのに更新の間があいてしまって(汗)
今野敏祭じんわり続けてたりもします。
っちゅうことで今日はこの作品。
隠蔽捜査 (新潮文庫)
今野 敏
警察庁長官官房 マスコミ対策を担うキャリア課長・竜崎信也
周囲の評価は 奇人。本人無自覚。
ある暴力団員殺人事件の情報が自分のところへ上がってこなかった事に
憤りと疑問を抱いた竜崎は、担当の警視庁刑事部長である同期の伊丹と連絡をとる。
その後 続けて起こった殺人事件への対応とも合わせて
裏に何かあるのでは と不審を抱きはじめていた竜崎だったが
その時 浪人中の息子がとんでもないことを …
吉川英治文学新人賞を受賞作品。
現在 『 隠蔽捜査 』 は3まで、外伝も出ているシリーズ作品です。
私は今頃やっとこ手を出し始めたんですが
何故もっと早くに読まなんだかと!
竜崎さんと伊丹さんの 幼馴染コンビ がとってもイイのスv
竜崎さんからすれば幼馴染などといって馴れ合うのは
とっても抵抗があるような嫌~な思い出しかないような相手なのに
伊丹さんは屈託無く朗らかに接してくる。
それがまたストレスな竜崎さん。
でも、なんだかんだ言って伊丹さんの本質をしっかり判っている唯一の人
なのよね竜崎さんったら♪
キャリアであることに強烈な誇りを抱き、上昇志向の強い竜崎さん。
でもその上昇志向は自己の栄達にばかり気を取られてのことでなく
理想を築くためのより強い、より確かな力を求めての想い。
国家に献身的であるのは当たり前!な 根っから真っ直ぐで綺麗な人v
そんな竜崎さんを ちょっぴり眩しい想いで見続けてきた伊丹さん。
イイねぇv
無自覚奇人の竜崎さん と 陽性“っぽい”伊丹さんの
更なる絡みを読むのが楽しみです♪
微萌度 : ★★★ ( とっても おじさん祭v )