微萌★読書記録

 妄想力を使えば見つかる妖しい仲の男たち
今月の1冊→

毎月1作品 ちょっとニヤリな古典をお届けします。
作品タイトルをクリックすると 『 青空文庫さま 』 の作品本文ページが別窓で開きます。

フランクとぼく

 恋しいフランク
フランクとぼく
著 / ヨーナス・アウティオ 訳 / 堀川 理万子
4751524453

いたずらばかりしているフランク少年。
彼のイタズラは大人から見ればちょっと度が過ぎていて
「 子供たちを一緒に遊ばせるのは好ましくない問題児 」 と 思われている。
でも 本当のフランク を “ ぼく ” は知ってる。
“ ぼく ” にとってフランクは一番大切な友だちだった ・・・


カバーのそでで行き成りちょっとニヤリ。
以下に引用させていただきます。
 
 -- フランクは、ぼくのいちばんの友だちだった。
   でも、これは秘密だ。
   だれにも話したことはなかった。
   フランクにさえも --

ね?

12歳のフランクと10歳のぼくの物語。
大人たちからの評判は芳しくないフランク。
でも ぼく にとっては他の誰よりも大好きで大切な友だちです。
( 両親公認の “ お友だち ” よりもずっと )
ぶっきらぼうだけど とても優しいフランク。
ぼく の気持ちをすぐ汲み取って癒してくれるフランク。
自分が辛い時も それを見せないフランク。
本気で ぼく のことを想ってくれるフランク ・・・

短い作品ですがとても素敵でイイ感じでした。
フランクが魅力的です。彼を慕うぼくの心の揺れもいいです。
2人に訪れる別れ でも 絆は切れることなく ・・・

微萌度 : ★★★ ( 走行中の車に雪をぶつけるのはやめましょう。
            その後のフランクにはちょっとニヤリとさせられたけどさv )

よろづ春夏冬中 / あめふらし

2冊まとめてまいります。
長野まゆみさんの 『 よろづ春夏冬中 』 と 『 あめふらし 』
ギャーさまより頂戴したコメントを読んで
「 『 あめふらし 』 って 『 よろづ・・・ 』 の登場人物たちを
  メインに据えた連作短編だよね? 」と いう認識はあったものの ・・・
「 読んでないわッ 」 と思いまして早速手にした次第。
せっかくなので 『 よろづ・・・ 』 も再読しちゃいました♪

よろづ春夏冬(あきない)中 (文春文庫) / 長野まゆみ
4167717468

“ ここ ” と “ 異界 ” が交じり合い すれ違う妖しいお話が綴られた短編集。
“ 今 ” の中にスッと現れる幻想的な異界 が素敵です。
そして 惹かれあうオノコたち が魅力的 v
全14編収録。ショートにサクッとしっとりニヤリ。
『 待ちきれない 』 『 花の下にて 』 『 雨師 』 が好み v

あめふらし (文春文庫) / 長野まゆみ
4167753715

『 よろづ・・・ 』 に収録されている 『 雨下天晴 』 と
『 雨師 』 に登場した人物たちが主人公。
死者のタマシイを拾い、今生に繋ぎとめたまま使役する 雨師
自分の意思とは関係なく、他者の肉体に憑依してしまう青年
ごく普通のようでいて ・・・ な兄弟

雨師・橘河と番頭・仲村 ( と鷹司 ) がイイです。

出番は少ないながらも 最後にきてグッと存在が重くなる 市村兄 もイイ。
全編で頑張って活躍してたのは弟ですが 横からスルッと持ってかれた感じで(笑)

濃すぎず しっとりと心地よい含み重みをもった世界。
『 よろづ・・・ 』 未読でも全然平気ですがせっかくですので2冊まとめて どうでしょうv

微萌度 : ★★★ ( ごぉごぉ萌えるというよりは たちこめる空気に酔うニヤリv
            ギャーさま 有難うです〜v )

今月の一冊 『 瀕死の探偵 』

映画 『 シャーロック・ホームズ 』 日本でも3月の公開にむけて
色々なメディアで話題にされることが多くなってきました♪
試写会プレゼントに応募してみたりしているのですが あ、当たらないかな〜。
早く観たくてワクワクなんですよぅ。

で、今月の一冊は
コナン・ドイル著 『 瀕死の探偵 』
『 最後の挨拶 』 に収録された短編。ホームズ作品の中でだいぶ後期のものになります。
ワトスン先生は2度目の結婚中。ホームズさんとは別々に暮らしている時の話。
「 ホームズさん不調 」 の知らせに何はともあれスッ飛んでくるワトスンさん。
今にも死にそうに見えるホームズさんはしかし、ワトスン先生の診察を拒みます。
ニヤリ目線で読んでる者にはホームズさんとワトスン先生の遣り取りが面白いですよぅv
振り回されるワトスン先生。
ワトスン先生のことをよ〜く解っていて操縦はお手のものなホームズさん。

ホームズさんがほとんど寝たきり という珍しいパターンの短編。
お楽しみあれv
[ 2010/02/01 18:08 ] 今月の1冊 | TB(0) | CM(0)

溜まっちゃった未読未入手 と あれどうなった?

昨年の秋以降に出た本で 楽しみにしていた作品にも拘らず
買い忘れ 買ったつもり 買ったけど未読 なんてのが
結構沢山あることに気づいて吃驚。
北山 猛邦さんの 『 密室から黒猫を取り出す方法 』 未入手だ×
逢坂剛さんの 『 凶弾 』 もまだ手に入れていなかったッ!
禿鷹外伝だってことで楽しみにしていたくせに私。
長野まゆみさんの 『 白いひつじ 』 もまだだし ・・・
はやみねかおるさんの 『 都会のトム&ソーヤ 』 7巻は
次巻と一緒に手に入れることにしよう
と 未入手を数えだしたらキリがないかも〜。

未 といえば 続きはどうなった?シリーズ
例えば 『 ルーディー・ボール 』
斉藤洋さんデビュー20周年特別作品として大長編ファンタジー刊行!
と勢いよく出版されたけど エピソード1 が出たっきり音沙汰なし ・・・
展開が楽しみな作品なので気長に待ちますが10年待ち とかは出来れば勘弁してほしいな。
あと こちらはもう諦めていたほうがよさそうな気がするのが
『 キングキラークロニクル 』
ハリポタに続け! と鼻息荒く売り出されたけれど
思ったようにはいかなかったらしいシリーズ第1部。
第1部だけで上・中・下巻と3冊組 というところが
取っ付きを悪くしてしまったのかしらね。 いちお公式サイトは残っているから
出版社さまも諦めておられるわけではないと思うのだけど ・・・

とりあえず私は部屋の一角を大きく占めている積読本山を小さくしていかないと。
と思いつつ、既読本を引っ張り出して再読祭しちゃってたりする あぁ ・・・
[ 2010/01/30 09:45 ] ご挨拶・ご報告 | TB(0) | CM(2)

更なる悲報

俳優の夏夕介さんが亡くなられたそうです。
清潔感漂う佇まい 爽やかで品があって好青年をやらせたらピカイチ
でも内面にドロリとした想いを抱えた人物も描きだせる
素敵な俳優さんでした。大好きでした。
特捜最前線の叶さんは今でも私のアイドルです。
[ 2010/01/27 22:25 ] ご挨拶・ご報告 | TB(0) | CM(0)